MKS オールウェイズ

ロードでフラットペダル、実はとても快適。MKSの「ALLWAYS」絶推しです

こんにちは、ゆらです。

本日はペダル、それもフラットペダルのお話です。最近、ロードバイクのペダルを、MKSの「オールウェイズ」に変えました。かねがね気になっていたペダルなのですが、結構大きめで、「ロードバイクには似合わないかしら?」と思っていたのです。

ところがある日、ある自転車ショップの在庫一掃閉店セールに出くわしまして。

ゆら
自転車パーツ10点購入すると、70%オフになるって!
店頭在庫の中に、「オールウェイズ」のブラックペダルがありました!そんな出会いで、これはゲットしよう!となりました。今回は、そんな気になるフラットペダル、MKS「オールウェイズ」のレビューをさせて頂きます!
もう、想像以上に素晴らしいフラペで、感動しちゃったので、フラペが気になる方に届けば良いな!と願っております。

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まずは、パーツにおけるペダルの重要性とは?

パーツを交換して効果を感じやすいのは、タイヤ、サドル、グリップ。ペダルはフラットとビンディングでは大きな違いがありますが、同じフラットペダルの中では、デザインの違いくらいかな、と思っていたのですが、実は違いました。

回るペダル・回らないペダルがある!

MKS プロムナード EZY

私が最初にアルバイトしていた自転車ショップで、ある日のこと。入荷してきた荷物の品出しをしていたら、店長がやってきました。そしてあるペダルを見つけると、手に取ったのです。そして軸を持って、踏み面を指で回しました。ペダルはクルクルっと勢いよく回っています。「結構、回るな」とつぶやきながら去って行きました。

ペダルの回転について、考えたこともなかった私、「そうなの!」と興味を持って、売り場のペダルを色々と回してみたのです。すると、ゴリゴリで全然回らないペダル、クルクルっと勢いよく回るペダル、ものすごく差があって、ビックリしました!

ゆら
ペダルがスムーズに回転すれば、それだけ疲労感の軽減につながるワケですよね!
それ以来、自転車パーツの中で、ペダルが一番、気になる存在となったのです。そしてペダルをみると、回してみたくなるのでした!

実際に、ペダルを指で回してみる

実際にペダルを回してみると、一目瞭然です!
まずは、お安めなクロスバイクから。シティサイクル、ママチャリなどは、本当に逆にビックリするくらい回りません。

次は、娘が通勤で駅まで使うtokyobikeです。ペダルは、MKSのエントリーモデル、IC-LITE。

最後に、家中で、一番回るペダルです。古い古いミニベロ、プジョーのコリブリに、おそらくデフォルトでついていた謎のペダルです。

まあ、よく回ること!!ペダルの回転は、ペダルの性能だけでなく、どれだけ回してきたか、と言う時間経過も関係しているとのこと。今までのオーナーが、たくさん乗って、回してくれたおかげかも知れません。

ゆら
左利きなので、つい逆回しちゃって、すみません 💦
どう考えても、よく回るペダルを選びたくなりますよね!ぜひ、一度、自分の自転車のペダル、指で、ピンっと回して見てください。結構楽しいです。

MKS「オールウェイズ」が気になっていた理由

さて、「オールウェイズ」が気になっていた理由は、なんといってもフラットペダルが好きなことが大きいです。その他、オールウェイズの気になりポイントをあげてみます。

信頼のジャパンブランドMKS製

オールウェイズの生産風景
出典:Facebook/MKS Pedal / 株式会社 三ヶ島製作所

オールウェイズは、創業1949年、四半世紀の歴史を持つ日本のペダルメーカーです。メイドインジャパンにこだわり、ほとんどのペダルを埼玉県の自社工場にて製造。職人技が光る高性能なペダルは、日本だけでなく世界的にも高い評価を得ています。また、競輪用のペダルとして認定されている唯一のメーカーであることも、技術力の証。

ゆら
ペダルといえばMKS。そんな信頼感があります。

トリプルシールドベアリング

トリプルシールドベアリング図
出典:Facebook/MKS Pedal / 株式会社 三ヶ島製作所

ペダルの回転部分には、ベアリングが使われています。MKSでは、カップ&コーン(ボールペアリング)というベアリングがスタンダードです。しかし、オールウェイズに採用されているのは、トリプルシールドベアリングという高スペックなベアリング。一体、どれだけ回るのか、一度、体験してみたいと思っていました。

そもそも、オールウェイズはこんなペダル

MKS オールウェイズの外箱

オールウェイズがどんなコンセプトのペダルなのかを、まずは押さえておきましょう。

基本スペック

素材アルミ
ベアリング種類トリプルシールドベアリング
サイズW84 × L110
重量381g
カラーブラック、シルバー

特徴

どんな道でもOK、どんな自転車にもOK

海岸

オールウェイズ=ALL WAYS、という名前の通り、舗装路、じゃり道、山道、どんな道でも走ることができるペダルです。そして、どんなところでも走ることが出来るペダルなので、ロードバイク、クロスバイク、MTB、ミニベロなど、どんな自転車にもフィットする、と言う訳です。

最高峰の回転性能

トリプルシールドベアリング用の心棒
出典:Facebook/MKS Pedal / 株式会社 三ヶ島製作所

回転軸に3つのシールドベアリングが使われている、トリプルシールドベアリングを採用。回転性能に定評のあるMKSペダルの中でも、トリプルシールドベアリングが使われているフラットべダルは5モデルのみです。他の4モデルは同社の看板モデルとも言える「SYLVAN NEXT」(シルバン ネクスト)シリーズ。オールウェイズは、それに並ぶ立ち位置であることがうかがえます。

シューズにフィットする設計

ALLWAYSペダルを持ったところ

ゆったりと大きな踏み面というのは一目瞭然ですが、シューズにフィットするように細部まで作り込まれています。まず、12本のピンが、しっかりソールを捉えてくれます。ピンは靴底へのダメージを与えない絶妙な長さなので、ビジネスシューズでも乗ることができます。

そして、全体の形状にも注目です。中心がわずかに低く、凹状にカーブする設計。その結果、シューズが吸い付くようにフィットします。

大型だけど軽量

MKSペダルオールウェイズのアップ
出典:Facebook/MKS Pedal / 株式会社 三ヶ島製作所

大型ですが、大胆に肉抜きされ、381gと、400gを切る軽さを実現。持つと思ったより軽くてびっくりしました。

 

オールウェイズ、使ってみたらすごかった!

ロードバイクに装着したオールウェイズペダル

早速、ロードバイクに取り付けて、5kmほどの通勤に使ってみました。そしたら、ほんとビックリ!

ゆら
今まで使ってきたペダルとは、明らかに違いました!

なめらかでスムーズな回転

まず、ペダルの回転する感覚が、今まで体験したことがない感じ。クルクル、というよりヌルヌルかな。とにかくスムーズでなめらかにペダルが回ります。ペダルを踏み込んだ瞬間から、違いが分かるレベルです。手で回してみると、軽やかにクルクル回ります。回転音も、とても静か!

ゆら
これがトリプルシールドベアリングの性能か、と感動です。

抜群のフィット感

一度ペダルに足を置いたら、吸い付いたように離れません。すごい一体感です。引き足も使えるんじゃないか、と思うくらいでした。大きな踏み面、絶妙な長さのピン、靴のソールにフィットする凹上の形状、そして軽さも。すべて計算され尽くしているのでしょう。さすが、MKSです。

どんどん回したくなる、何なら坂も登りたくなる!

初回、通勤の5km往復では物足りなくて、「もっと走りたい!、走るのが楽しい!」と感じました。いつもは、のんびり乗っていますが、とにかくペダルを回すのが楽しいから、ついついペースも上がります。抵抗感がなくて、ペダルを回した分、すべて推進力になるイメージ。自転車界隈でよく聞く、「剛性が高く、力が逃げない」っていうヤツですね。

そんな訳で、いつもはちょっと嫌だなと思う帰り道の登りも、サクサクっと登っちゃって、「これならヒルクライムもしてみたいかも!」って思いました。

ゆら

冷静に考えると、リアのローが25Tしかないので、やっぱりヒルクライムは無理かも。。

ちなみに、自転車ショプの社員さんも愛用していた!

GIANTエスケープRに付けたオールウェイズペダル

実は、私がアルバイトしている自転車ショップの同僚の快速通勤用のクロスバイクも、ペダルはオールウェイズ。

ゆら
フレームはGIANT ESCAPE R。ドライブトレインはスラムの1×10。タイヤはパナのグラベルキング。そしてペダルはMKS オールウェイズ!!最強の通勤クロスですね!
「オールウェイズのどこが良いですか?」と聞いてみたら、
「とにかく剛性が高くて、ペダリングの力が逃げない!」
と言うお答えでした!付け加えて、
「100km以下の距離なら、オールウェイズ一択だね!」
とのこと。やっぱり、オールウェイズ、評価が高いのですね!

オールウェイズ、こんな人におすすめ

左右並べたオールウェイズペダル

万能選手のオールウェイズですが、実際に使ってみた結果、オールウェイズで幸せになれる人のイメージが見えてきました。

街乗りが多い

乗り降りが多い街乗り中心なら、やっぱりフラットペダルが便利。オールウェイズならビジネスシューズも受け止めてくれるので、服装も選びません。通勤や通学でも、快適に使えそうです。

気軽にロードバイクに乗りたい

ロードバイクと言えばビンディング。効率の良いペダリグで、「速く走る」、「遠くに行く」、「ヒルクライムする」というロードバイクの醍醐味を味わうことが出来ます。

でも、そこまでストイックじゃなく、行ってみたい街を散策する、おしゃれなカフェに行く、みたいに自転車プラスαな楽しみ方をしたいなら、ビンディングに縛られない方がずっと気楽です。

グラベルも走りたい

私はあまりグラベルは走らないので、想像になってしまう部分もありますが、舗装路だけでなく、じゃり道や山道などのグラベルも積極的に走りたい人にもオールウェイズはマッチしそうです。

何しろ、シューズとペダルの一体感がすごいので、グラベルでの振動もうまく吸収してくれて、パワフルに進んでくれると思います。

オールウェイズ、ちょっと気になったこと

一ヶ月ほど、主に通勤(往復20km)で使ってみて、とても快適なのですが、あえて気になる点を挙げてみます。

降りているとき、地面に当たりやすい

地面に当たりやすいペダル

やはり大型なので、地面に接触してドキッとすることがあります。どんなときかと言うと、自転車を押してスロープを下るとき、それから車体を傾けてまたがるとき。

「傷つくのはイヤだ!」と思う人は、注意が必要になります。

ブラックは傷が目立ちやすい

ペダルをスタンド代わりにする

ブラックは、アルミに塗装しているので、傷がつくと白っぽく目立ちます。川沿いの階段にペダルを引っ掛けて停車したところ、細かな傷が割と簡単についてしまいました。

ALLWAYSペダルについたキズ

自転車ですから、まあ、傷をそこまで気にしちゃあ、いられません。でも、気になる方は、シルバーの方がおすすめです。シルバーのペダルは、ショットブラスト仕上げ。細かい投射材(細かい砂や、金属の小球など)を吹きつけて、表面に凹凸をつけ、風合いを出しているのだそう。ブラックよりも傷が気にならないでしょう。

シルバーのオールウェイズペダルの表面加工
出典:Facebook/MKS Pedal / 株式会社 三ヶ島製作所

フラペ派には最高におすすめなオールウェイズ!

ロードバイクに装着したオールウェイズのブラックペダル

ロードバイクにフラットペダルを付けると、自由度が増します。目的地に着いてからの行動もしやすいし、走っている途中で気になったお店をのぞいてみるのも楽しいです。

ただ、ロードバイク本来の「速く走る楽しさ」は諦めていました。というか、「自分はどうせ、そんなに走れない」と思い込んでいた、と言う方が正確かも知れません。

オールウェイズは、そんなフラペ派の私にも、ロードバイクの高速走行感を味わわせてくれる、最高におすすめのペダルでした!ミニベロや折りたたみ自転車にもつけたい。特に、折りたたみには着脱可能な、オールウェイズ Ezy Superiorが欲しい。。

▼▼ MKSのフラットペダルについては、こちらも!

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▼▼ ライターとして記事を書かせて頂いている「CYCLE HACK 」でも、オールウェイズの記事書きました。こちらもぜひ!

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