Jackeryの「ポータブル電源1000 New」使い勝手をレビュー!

Jackeryの「ポータブル電源1000 New」使い勝手をレビュー!

こんにちは、ゆらです。
ポータブル電源、ずっと気になっています。冬のキャンプに持って行ったら、テント内にホットカーペットなんか敷いちゃって、快適な夜が過ごせそうだし。
ゆら
まあ、バックパックキャンパーだから、ホットカーペットとか、持てないんですけれど。。

とは言え、防災を考えると、ポータブル電源があれば、安心感がかなり違います。それにワンチャン、息子の車でキャンプ行くなら持って行けるし。なんて考えているところに、まったくタイムリーにJackery Japan様から新製品のポータブル電源、1000Newと、ソーラーパネルをお貸しいただくチャンスを頂きました!

ゆら
商品としては、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった、「Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル」になります。詳しい製品情報はこちら。

初めての体験、ポータブル電源とソーラーパネル、今回は実際に自宅で試してみて分かった使用感や、特徴・魅力を分かりやすくレビューします。

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「Jackery Solar Generator 1000 New」とは?

Jackeryの最新モデル「1000 New」は、家庭用にもアウトドア用にも使える高性能なポータブル電源とソーラーパネルがセットになっています。まずはその特徴とスペックを見てみましょう。

基本スペックと注目ポイント

まずは基本スペックの確認です。「これは良いな!」と感じた注目ポイントを赤字にしています。

項目スペック
バッテリー容量1070Wh
定格出力1500W(瞬間最大3000W)
サイズ/重量327×224×247mm / 約10.8kg
電池タイプリン酸鉄リチウムイオン電池
充電時間(ACコンセント)1.7時間(急速充電モードで最短60分)
充電時間(ソーラーパネル100W)15時間
ポート数AC×3、USB-A×1、USB-C×2(最大100W)、シガーソケット×1
サイクル数4,000回(初期容量の70%維持)
赤字にした注目ポイントについて、詳しく紹介します!

定格出力1500Wのハイパワー

定格出力とは、その装置が安定して出力できる最大の電力量を示します。1500Wあれば、ほぼ全ての家庭用電気機器が使えます。いくつか複数の電気機器を使う場合は、その合計の消費電力が、定格出力を超えないようにする必要があります。
また、消費電力がガッと上がる炊飯器などの機器が使えるのかどうかも、重要なチェックポイントですね。

クラス最軽量で最もコンパクト

従来モデルから20%の小型化と、31%の軽量化を実現。同じクラスの他社製品と比較しても、10kg台は「1000 New」のみ。次に軽いのが、EcoFlowのDELTA 3 Plusで12.5kg。2キロ近くの差をつけています。サイズも最もコンパクト。持ち運びやすく、部屋の中でも収まりが良いですが、アウトドアに持って行くときには本当にありがたい!

60分で急速充電可能!

通常のAC充電だと1.7時間かかりますが、急速充電モードを使えば60分で充電できます。例えば、キャンプ場の電源サイトで使用すれば、2日目の利用も心配なしです!

商品内容

ジャクリポータブル電源の外箱

「Solar Generator 1000 New」の内容物のご紹介です。

まずは本体。しっかりした持ち手があって、運びやすいです。

ジャクリー本体

持ち手を倒すと、フラットな天板に。ちょっと物を置いたり出来て便利です。

フラットになる本体天板

本体以外の梱包物はこちら。

ポータブル電源の同梱物

電源コード、取扱説明書、保証サービスの案内。とってもシンプル。コードをつなげば、すぐに使える、ということですね。

実際に使ってみた感想

AC電源を繋いだポータブル電源

今回はキャンプではなく、自宅でJackery 「Solar Generator 1000 New」をじっくり試してみました。家の中で実際にどんな家電が使えたのか、ソーラー充電の使い心地はどうだったのかを、リアルにレポートします。

家電をどこまで動かせる?実用チェック

まずは家庭内の家電で実験してみます。

ドライヤー

強い風力で有名なダイソンのドライヤー。メーカーHPで確認したところ、最大消費電力が1200Wです。ポータブル電源のアウトプットは最高で1050Wになりました。ドライヤーは10分ほど使いましたが、問題なく快適に使用できました。
ポータブル電源でドライヤーを使う

電気ケトル

定格消費電力は1200Wの電気ケトル。こちらはアウトプット最高1144Wを記録。なかなかパワフルですが、こちらもノー問題。
ポータブル電源で電気ポットを沸かす
炊飯器を試したかったのですが、我が家の炊飯器が故障?しているのか、うまく炊けない状態だったので断念しました。
ゆら
貴重なお米を炊飯失敗の危険にさらす勇気が出ませんでした!
なお、うちで使っている炊飯器は東芝製のかなり古い5合炊きで、炊飯時の消費電力が820W。「1000New」炊飯器だけの使用なら問題なく使えそうですが、すみません、未確認です。

電子レンジ

我が家で使用している電子レンジの最大消費電力は1310W。今まで最大の電力消費です。700Wで3分間、リンゴのコンポートを作ってみました。

調理中の電子レンジ

3分、無事に経過。美味しくできました!

電子レンジで作ったリンゴのコンポート

どれも問題なく安定して稼働しました。とくに1500Wの高出力は頼もしく、災害時にも役立つと実感。
ゆら
最大消費電力1300W程度の電化製品なら、問題なく使えそうです!

冷蔵庫

一晩、冷蔵庫のコンセントをポータブル電源に差し込み、どれ位減るのかも試してみました。夜の11時、100%充電された状態からスタートします。

冷蔵庫のコンセントをポータブル充電器にさす

翌朝の6時頃、63%になっていました。7時間で、37%の消費です。

一晩、ポータブル電源を利用した冷蔵庫

冷蔵庫は丸一日程度は使えそうですね。温度設定などの工夫でもう少し伸ばせるかもしれません。災害時にとりあえず冷蔵庫の食品が使えるのは心強いですね。

▼▼ Jackeryのポータブル電源について、詳しくはこちら

ソーラーパネル充電を体験!日差しでどこまでいける?

使えば減ってしまうポータブル電源ですが、ソーラーパネルを併用すれば、災害時の存在価値が爆アガあり。次に、ソーラーパネルを体験してみます。

ソーラーパネル内容物

ソーラーパネルと取り扱い説明書

ソーラーパネル本体と、接続コード、取扱説明書と保証についての案内、以上が内容物。ソーラーパネルは二つ折りになっています。見た目の印象良り重い。(重量3.6kg±0.3kg)結構大きいので、ちょっと取り扱いが大変です。(620×552×35mm)

セッティング

ソーラーパネルを広げたところ

固定しているベルトは、広げたときの足になります。これは便利ですね!(広げたときのサイズは、1220×552×20mm)

ソーラーパネル裏面

ソーラーパネルに接続コードをセットします。このままでは接続できません。プラグのキャップを外します。

ソーラーパネルの接続コードのプラグ

キャップの下から、またプラグが。こちらを接続します。

接続コードのプラグを外したところ

ポータブル電源に差し込みます。2口あるので、ソーラーパネルをもう1枚接続可能です。
ソーラーパネルとポータブル電源をコードで接続
接続コードの反対側を、ソーラーパネルに差し込みます。
ソーラーパネルと接続コード

ベランダに設置し、充電してみる

ペランダに設置したソーラーパネル

ソーラーパネルをベランダに設置します。効率よく太陽光を受けられるように、ソーラーパネルの角度を調節する仕組みが用意されています。

ソーラーパネル角度調整用の印

丸いプラスチックの中央にある黒点の影が、下の白の二重丸の中心に来るように、ソーラーパネルの角度を調整します。簡単な仕組みですが、とてもよく考えられていますよね!

5月のある晴れときどき曇りの天気の日に、10時から15時まで5時間充電しましたが、85%から96%と、11%の増加に留まりました。

ポータブル電源の操作パネル

100Wのパネル1枚だと、結構な時間がかかりそうです。もう少しパワーがあると良いですね。100W×2枚で最大200Wの充電も可能なので、2枚体制にすると災害時に電源が途切れても安心かもしれません。でもとにかく、太陽の恵みでバッテリーが回復する体験は、ちょっと感動ものです。

充電性能と使い勝手

Jackery 1000 Newは、ただ出力が強いだけでなく、充電性能や操作性も充実しています。ここではその実力をチェックしていきます。

専用アプリとの連携

Jackeryアプリを使えば、バッテリー残量の確認や充電モードの切り替えがスマホから可能。操作性も高く、初心者でも安心です。
ジャクリのポータブル電源のアプリ画面

緊急充電モード」で高速充電可能

ACアダプターによる通常モードでは1.7時間、「緊急充電モード」を使えば約60分で満充電が完了。短時間での充電が可能なので、いざというときにも頼りになります。
ゆら
「緊急充電モード」は、アプリで設定します。

静音モードの活用

静かな場所での使用や夜間の充電時には「静音モード」が便利。ファン音を抑えつつ、効率よく充電できます。
ゆら
「静音モード」もアプリで設定。

ポータブル電源を選ぶ前に知っておきたいポイント

ポータブル電源を選ぶときには、スペックの数値だけでなく「自分の使い方」に合っているかどうかをチェックすることが大切です。以下のポイントを押さえておきましょう。

定格出力とバッテリー容量のチェック

定格出力は、どんな家電を使えるかの基準になります。たとえばドライヤーや電気ポットなどは1000Wを超えるため、最低でも1500W前後の出力が必要。バッテリー容量は使用できる時間に直結するため、用途に応じて1000Wh以上あると安心です。

ポートの種類と数も重要

USB-Aだけでなく、USB-C(特に100W対応)やAC、シガーソケットの有無も要チェック。充電したい機器がすべて接続できるか確認しましょう。複数人で使う場合はポート数も大切です。
今回レビューしている「1000new」は、
●定格出力1500W
●バッテリー容量1070Wh
●ポート:AC×3、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット×1
ゆら
災害時への備えとしては必要なスペックをクリアしていると感じました。

他モデルとの比較と選び方

ポータブル電源は種類が多く、どれを選べば良いか迷うもの。Jackery 1000 Newの立ち位置を他機種と比べながら確認しましょう。比較するのは、同じJavkeryの従来機種「1000 Plus」とEcoFlowの「DELTA 3 Plus」。スペックを表にまとめました。優れている点は、黄色のハイライトを入れています。
Jackery 1000 NewJackery 1000 ProEcoFlow DELTA 3 Plus
バッテリー容量1070Wh1264Wh1024Wh
定格出力1500W2000W 1500W
瞬間最大出力3000W4000W3000W
重量約10.8kg約14.5kg約12.5kg
サイズ327×224×247mm 356 x 260 x 283 mm 398×200×284mm
拡張機能なし 最大5kWh最大5kWh
ポート数7813

「Jackery 1000 Pro」との違い

Jackeryの同クラスの従来製品である「1000 Pro」は、定格出力が2000W、瞬間最大出力が4000Wと、パワフルなのが強み。バッテリー増設も出来るので、災害時にも安心の性能です。一方、「1000 New」は軽量コンパクトな機動力が持ち味と言えそうです。車中泊やキャンプなど、一泊程度アウトドアで楽しむのに向いています。

他社製品:「EcoFlow DELTA 3 Plus」との比較

「1000 New」と同クラスの他社製品「EcoFlow DELTA 3 Plus」は、なんといってもポート数の多さが際立ちます。拡張機能もあってバッテリー増設も可能なので、広い用途に対応できます。家族が多くても全員のスマホ充電が一気にできますね。「1000 New」より重量があり、持ち運び用の取っ手もないので、アウトドアでの利便性は「1000 New」の方が高いでしょう。

まとめ

「Jackery Solar Generator 1000 New」は、自宅・アウトドア・非常時と、多くのシーンで活躍できる可能性を持ったポータブル電源であると感じました。魅力をまとめてみると、
軽量で扱いやすく、移動や収納もラク
高出力で幅広い家電に対応
急速充電&ソーラー充電が可能
アプリ操作で初心者も安心
日常にも、もしもの備えにも、そしてアウトドアにも、持っておいて損のない1台ではないでしょうか。ぜひ、Jackery のSolar Generator 1000 New、チェックしてみてください!
※本記事はJackery Japan様より製品をお借りして作成しています。
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