こんにちは、ゆらです。
「折り畳み自転車でキャンプに行こう!」計画、ずーっと荷物の積み方を検討しています。現状はこんな感じ。
リアに30リットルバックパック、トップチューブに6リットルのトップチューブバッグ、そして、フロントがまだ決め切れません。ハンドルにリクセンカウルとのアダプターをつけたので、そこにヴァリオラックという背負子のようなラックを設置、仮に手持ちのトートバッグを積んだ写真です。
でも、先輩方のバイクパッキング 見ていると、「カバン」じゃないんですよね。もっと自由に「取り付けている」イメージ。そんな中で見かけたブラックバーンのアウトポストHB(ハンドルバー)ロールというカッコいいフロントバッグ。
簡単に説明すると、筒状のドライバッグに荷物を詰めて、そのドライバッグを、ハンドルに取り付けたハーネスに装着する、という仕組み。
容量もフレキシブル。ドライバッグの代わりに、寝袋とかテントを取り付けることも出来ます。
パーツを確認しよう
パーツは以下の通りです。
<本体部分>
自転車に取り付けるハーネス
ハーネスに付けるドライバッグ
最後に自転車とカバン全体を固定する赤いベルト
<取り付け部品>
・ハンドルに取り付けるアダプター本体(ハーネスがそこに付きます)
・アダプター本体をハンドルに固定させる取り付け部品2つ(名称不明ですが、リクセンカウルにならって、仮に”ハンドルバークランプ”と呼ぶことにします)
・”C型スペーサー”2個(”ハンドルバークランプ”に収まっている)
・”大型タイラップ”(2つの”ハンドルバークランプ”を連結して固定させる)
・ゴムのスペーサーの2枚(22.2ミリの細いハンドル用)
・ボルト2本(アダプター本体と”ハンドルバークランプ”を止める)
・ナットが2個(上記ボルトを受ける)
おまけに小さなアーレンキーがついています。
設置する前に、ハンドル径を確認しよう!
22.2ミリ、25.4ミリ、31.8ミリの三種類の径に対応するスペーサーが入っています。まず、アダプターを取り付ける位置でハンドルの径を計って起きましょう。
ちなみに、今回取り付けるBD-1は、25ミリ。特殊です。。まずは、25.4ミリ用のスペーサーを使って、取り付けてみることにします。
ハンドルにアダプターを設置しよう!
自分のハンドル径に合わせて”ハンドルバークランプ”を準備
説明書によると、Bが25.4ミリ用の”C型スペーサー”、Cが”ハンドルバークランプ”、Dがボルトを止めるナットです。
25.4ミリの場合は、”ハンドルバークランプ”の中に、”C型スペーサー”を入れ、ボルト用のナットをセットします。
22.2ミリの場合は、”C型スペーサーの中に、さらにゴムのスペーサーを加えます。
31.8ミリの場合は、スペーサーは無しですね。
では、セットしてみます。
”ハンドルバークランプ”に”C型スペーサー”をはめて、上の銀色のナットを、下のようにハンドルバークランプ”にセットします。
”ハンドルバークランプ”とアダプター本体をハンドルにセットし、ボルトで固定
まず、”C”型スペーサー”をハンドルにはめ(右側の状態)、次に”ハンドルバークランプ”もはめて、2つを重ねます。(左側の状態)
ボルトは仮で締めてください。後ほど、角度調整があります。使うのは4ミリのアーレンキー。
アーレンキーといえば、携帯用をお持ちの方がお多いかと思いますが、お家作業用にはぜひ、折り畳みでないアーレンキーを!オススメは断然、「ホーザン」なにせ老舗です。工具は精度が命、信頼できるものを使えば、作業も安心して進めることが出来ます。
先に進みましょう!
”大型タイラップ”を『ベロ』の上の穴に通す
1つ目の”ハンドルバークランプ”を通した後、アヘッドステムを使っている場合は、ステムの下を通します。例えば、ロードはそれに当たります。私のロードの写真です。
このようなステムの場合は、1つ目を通した後、ステムの下を通って、2つ目の”ハンドルバークランプ”の穴に通します。
BD-1は、ステムの下は通せないので(形状が異なりますね)そのまま2つ目に通します。
タイラップと同じで、一度通すと戻らないので、2つの”ハンドルバークランプ”がしっかり固定されます。
アダプターの角度調整をする
ハーネスとドライバッグをセットしよう!
さあ、次は荷物を積みます。アダプターにハーネスを装着し、そこに荷物を詰めたドライバッグをセットします。
ドライバッグに荷物を詰める
アダプターにハーネスを設置する
ハーネスにドライバッグを取り付ける
赤いベルトでハンドルとカバンの固定を補強
まとめ
日本語の説明書がないので、最初はどうなることかと思いましたが、図面を頼りになんとか取り付けることが出来ました。ポイントをまとめておきます。
取り付ける際のポイント
自分のハンドル径にあったスペーサーを組み込んで、あらかじめ付け方を把握しておこう。
ハンドルにつける”ハンドルバークランプ”の向きを、間違えないようにしよう。(『ベロ』の位置で確認)
ハンドルにつけるアダプターの角度は、カバンを実際につけて調節しよう。
最後に、私が考えるこのカバンのメリットをまとめておきます。
ハンドルバーロールのメリット
ハーネスとドライバッグに分かれているため、荷物の出し入れがしやすい。
ドライバッグは両側から出し入れ出来るので、カバンの奥底をゴソゴソしなくて良い。
ドライバッグ以外にも、シュラフ、タープなども取り付けることができる。
ブラックバーンの取り付けシステムは丈夫らしい。
このカバンの下に、リクセンカウルのヴァリオラックをつけられるかもしれない(← 野望)
そろそろ、キャンプに向けてのシステムが整ってきたので、これから実際に荷物を積んで出かけたい!ところですが、コロナの影響が治るまで、もう一息、空想キャンプの時間で、ブラッシュアップして行きたいと思います!