こんにちは!ゆらです。
最近、tokyobikeを譲って頂くという、自転車好きにとって棚からボタモチな案件がございました!
でも正直言うと、最初は「せっかくだし、もらっておこうかな。。」程度のテンションでした。tokyobikeと言えばクロスバイク、クロスバイクにはあまり興味がなかったので。。
ところが乗ってみてビックリ!乗り心地が良いし、なかなか小気味好く走ってくれるではありませんか!!
Tokyobike Bisouとは
tokyobikeとは、谷中に本社を置く日本の自転車メーカーです。東京と言う都会を、いかに自転車で楽しむかを考え抜かれた設計は、どんな人にも優しくて、日常生活にちょっとした冒険をもたらしてくれる、素敵な自転車です。各車種に共通する特徴はクロモリ、少し小さめの26インチや650Cのタイヤ。ストップアンドゴーが多い街中を、気楽に走れるバイクです。
スペック
まずは今回手に入れたBisouのスペックをご紹介します。
●タイヤサイズ:26インチ
●サイズ:S(145〜165cm)、M(160cm〜)
●重量:12.0kg(M)
●変速:1(42T)×7(14-34T)
●カラー:マットカラー全6色
●ハンドル:プロムナードハンドル (幅560mm)
特徴
Bisouは「ビス」と読みます。フランス語で「キス」の意味だとか。自転車に乗って頬をなでる風が、まるでキスのよう、と言う語源だそうです。
クロモリフレームはスローピングで、女性でも乗りやすく、何と言ってもクロモリの柔らかな乗り味が最高です。フレームもフォークも、4130フルクロモリ。ダブルバテッドとかトリプルバテッドなど、高級なクロモリにありがちな軽量化はされていないようです。でも、そのおかげで明らかに振動を吸収してくれていることが体感出来るのではないか、とにらんでおります!
Bisouは、意外とキャンプ向き?
そう、最強のママチャリ、とも言えるBisouですが、この抜群の安定感、荷物を積んでのキャンプツーリングにも適しているように思うのです。その理由を挙げてみます。
乗り心地が良い!
実は、先日、BD-1君でディキャンプに出かけました。往復で50kmほど走ったのですが、アルミの18インチ、本当に身体がバラバラになるのでは??と言うくらい疲れてしまいました。Bisouのこの乗り心地、タイヤも26インチ、絶対、楽に違いない!
荷物積載しやすい!
折りたたみ自転車だと、キャリアなどを取り付けても折りたたみできるかと言う点や、やはり剛性が気になります。その点Bisouは、そもそも折りたたみはできないので、ちょっと条件は異なりますが、リアキャリア(オプション)があり、ハンドルに大きめのバッグを取り付けてもかなり安定します。また、センタースタンドのおかげで荷物を積んでも安定して駐輪できそうで、それもとても嬉しい!
ワイルドに扱いやすい!
キャンプツーリングに行くにあたっては、汚れることもあるし、高級な自転車だと、色々と心配。その点、tokyobikeなら、ちょうど使い勝手が良いのです。クロモリで頑丈、付いているメカも安価でシンプル。 気楽に扱える、と言うのも、大きなメリットです。
積載システムを取り付けてみる
と言うわけで、まずは手持ちの装備を取り付けしてみました。
リアキャリア
最初、お買い物自転車にするつもりでしたが、前カゴを付けるのには何となく抵抗があって、Dixnaのおしゃれなリアキャリア、”クラウドキャリア”を取り付けました。幅が狭いので、上に荷物を積むというより、サイドにパニアバッグを付けるためのキャリアと言って良さそうです。パニアバッグを設置すれば、片側で20〜25ℓ、両側なら40〜50ℓくらいの容量は簡単に稼げるでしょう。
幅のスマートさと足の部分のR、そして何と言っても銀色がカッコ良い!
ちなみに、このクラウドキャリアは本体以外に、取付金具を別途購入する必要があります。tokyobikeにはダボ穴があるので、ダボ穴用を購入しました。説明書も付いていて、意外と簡単に取り付けることができました。ダボ穴がない場合は、カンティブレーキ用、キャリパーブレーキ用の取付金具を使用して取り付けることもできます。
<ダボ穴用取付金具>
<カンティブレーキ用取付金具>
まだパニアバッグは持っていないので、とりあえず、お買い物用に買ったパニアトートをつけてみました。軽くて、折りたためます。クリップをキャリアのレールに二ヶ所はめ込むだけで取り付け完了、簡単です。荷物を入れた際には口を止めるゴムも付いています。ただ、重たい野菜などを入れると、ゴムが引っ張られて、カバンの形が崩れるのが難点です。
フロントバッグ
そして、ハンドルにはブラックバーンのフロントバッグを。ハンドルに付けるブラケットに、うまくワイヤーを収納できたので、バッグの装着も問題なし!
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フレームバッグ
スタッカードフレームですが、フレームバッグも付けられました。TOPEAKのミッドローダー6ℓ。
こちらは浅草にある自転車用品メーカー、rin projectのマルチボトルホルダー。中心にボトルを、周りのポケットにスマホとモバイルバッテリーを入れています。充電しながら移動できるので、とても便利。ベルクロで取り付け・取り外しも簡単、外すと可愛い巾着型。おしゃれなtokyobikeにお似合いです!
話はフレームバッグに戻ります。BD-1には、ちょっと無理やり、こんな取付をしていました。中にテントが収まり、本来はフレームに巻きつける部分に、テントのポールがうまく収まります。ただ、自転車への固定は、ハンドルポストとシートポストの付け根の二カ所のみなので、補助的にベルクロのバンドで本体と固定しましたが、左右にズレるので、走りにくかったです。
結局、テントポールの収納は諦めて、反対向きにしてトップチューブに巻きつける方法が良かったです。
実際に、デイキャンプに行ったときの模様、ぜひご覧ください!
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フロントフォーク
そして、フロントフォークにはブラックバーンのカーゴケージを。なんとなーく買っておいたもので、今回、初の取り付けです!
ツーリングスタイルの定番ですね!
フォークにはダボ穴がないので、別途、ダボ穴を設置しました。この手の商品には色々な種類があります。迷いましたが、樹脂製でお値段お手頃、角度調整ができて、ハンドルにも取り付けられると言うことで、こちらをチョイス。
YUEN-I(ユウエンイー)M38 ボトルケージ取付アダプターです。対応チューブ径22〜36mm、真円でなくても取付可能です。
取付部分のフォーク径は約23mm、やや楕円、テーパーです。取付可能範囲に入っています。
フォークへの取付は5mmのアーレンキーがあればOKです。
ある程度走ると緩みそうなので、増し締めには気をつけようと思います。
キャンプ仕様で気になることは?
Bisouのキャンプ仕様、とても良さそうですが、ちょっと気になるのはクロモリであること。丈夫で乗り心地が良い反面、弱点があります。
雨に弱い
やはり鉄なので、サビやすいです。雨のときには乗りたいくない、自転車を濡らしたくない、と言うのが本音です。でもキャンプで天気が崩れる場合もありますよね。その後のお手入れをすれば良いとは言え、ちょっと心に引っかかります。
少し、重い
12kgありますからね、重いです。平地は良いけれども、坂道は。。荷物を積んでいるし。。基本、平地で行けるキャンプ場を目指しますが、気になります。
カスタムが楽しめるtokyobike!
と言うわけで今回、街乗りで映えるtokyobikeを、あえてキャンプ仕様にしてみました。当初は思ってもいなかったカスタムですが、tokyobike、なかなか懐が深い!色々とカスタムが楽しめる良いバイクだなあと改めて感じた次第です。
秋には、tokyobikeでキャンプツーリングに出かけてみたいな!!