こんにちは、ゆらです。本日は、BD-1君にスタンド、加茂屋「ステージ」をつけたお話をしてみたい!
実は、購入してから完成するまで、足掛け4ヵ月掛かりました!途中、色々と想定外の連続で、泣きそうになりながらも、なんとか取り付けることが出来て、大満足!今回はその顛末をまとめてみましたので、購入を検討する方の参考になったら幸いです!
BD-1にスタンドをつけることにした
BD-1君、いわゆる「おすわり」ができるので、スタンドがなくてもなんとかなるんですね。
でも、キャンプの荷物積むときはスタンドがないと大変。特に、現地から撤収する際は、おすわり状態では荷物が積めないし、うまい具合に立てかけられるものがあるとは限らないし。。
けれども、後輪のシャフトに共締めするキックスタンドって、バランスが悪くて倒れやすそうです。そこで選んだスタンドが、加茂屋「ステージ」。名前からしてカッコいいですが、140gと超軽量なカーボン製、そして安定しやすいセンタースタンドです!価格がキックスタンドの3倍ほど高いので少々悩みましたが、スマートさに惹かれて購入することにしました!
加茂屋スタンド、「ステージ」到着
今回、購入したのは「ステージ」と取り付けアダプター。「ステージ」の台座を取り付ける場所のダボ穴の位置が合わない場合は、アダプターが必要になります。
Birdy、BD-1は年代によってダボ穴の仕様が異なるのですね。私のBD-1君はダボ穴の数も位置も合わなかったので、一緒に購入しました。
さて、スタンドを取り付けるには後輪を外さないといけないので、少々手間がかかります。実は後輪をハメるのが苦手なので、ちょっと気が重かったのですが、そんなことは比較にならないほど次から次へと問題が。。トラブルがホップ・ステップ・ジャンプ!とばかりに襲いかかってきました。
3段階に分けて取り付けを振り返って行きますね。
【1st.トラブル】 角度・長さ調整ボルトとタイヤが干渉!
いよいよ取り付けスタートです!先ずは後輪を取り外します。台座を取り付ける部分に、黒い樹脂?が付いていたので取り外します。
これは何のためについているのでしょう?とりあえず、保管しておこう。このダボ穴にスタンドの台座部分を取り付けるのですが、ダボ穴の位置が年代によって異なるのです。私のBD-1君は2個で、間隔は広いです。
「ステージ」は、3個のダボ穴の内の2個を使うので、台座の穴の間隔が狭いのです。説明書を見て頂くと良く分かると思います。
そのため、まず取り付け用のアダプターを取り付けて、そこに台座を固定します。
付きました!といっても仮止め。ここから、角度調整の旅が始まると思ったのですが、そうは行きませんでした。
タイヤとボルトの頭が干渉
スタンドを仮止めして、タイヤを戻すと、なんと、台座の角度・長さ調整ボルトの頭とタイヤが干渉してしまいました!
加茂屋さんにメールで問い合わせたところ、取り付け方法は間違っていないとのことで、頭部分が短いボルトを送っで下さることになりました!加茂屋さん、対応が早いので助かります。
ボルト交換したけど、やっぱり干渉
早速届いたボルトに付け替えましたが、残念、まだ干渉します。2つあるワッシャーのうち、スプリングワッシャーを外してもダメでした。
取り付けアダプターを使っているので、当たってしまっている感じですね。ワッシャーをなくしてしまっても、微妙に当たるし、緩むのが不安です。
細いタイヤに交換
こうなったら、タイヤを細いものに変えるしかありません!後には引きませんとも!
キャンプを目指しているので、タイヤは細くしたくはないのですが、細いタイヤの乗り心地には常々興味がありました。現状は18×1.5ですが、18×1.25に。18インチはタイヤの選択肢が少ない!シュワルベ コジャック?
カッコいいタイヤですねぇ。。でもスリックなんですよねぇ。。キャンプに行きたいのでスリックは避けたい。。。
と、探していたら見つけたDURO。中華メーカーのようですが、ラレーの小径車にはデフォルトで採用されています。
ノーマルパターンだし、お手頃価格がうれしいです。
チューブとリムテープも購入しました。
DUROは評判通り硬くて、やっぱり手ではハマりません。いつものようにタイヤインストールを使います。本当にあっさりとハマります。
タイヤインストール、本当におすすめです!
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【2nd.トラブル 】 スタンドが長過ぎて、カットが必要!
細くしたタイヤを取り付け、やっとまたスタートラインに立った感じです。いよいよスタンドの取り付け角度を決めなくてはいけません。ここで何度、後輪を付けたり外したりしたことか。。
後輪を自転車本体に取り付けるとき、クイックリリースの反対側のネジを外してしまうと、いとも簡単にストンと収まってくれるのです!簡単でした!これは、どうなんですかね?そんなものなんでしょうか?私のBD-1君固有の問題なのでしょうか。。
スタンドの角度を調整する
先ずはスタンドを仮止めして後輪を戻し、スタンドを使ってみます。サイト上の写真を見ると、自転車本体に対してほぼ直角に取り付けられているのですが、その角度だとスタンドが長すぎて上手く自転車が自立しません。しかたないので、深い角度に設定して自転車を立たせました。
ところがその角度だと、自転車をたたむとビョーンとスタンドが飛び出してしまいます!
頭を抱えてしまい、またまた加茂屋さんにSOSメールを送ってみました。すると、「スタンドをカットしてください!」という、予想外の回答を頂きました!!
スタンドをカットする!
カーボンって、簡単に切れるの??と驚いたのですが、金ノコで切れるのだそうですね!加茂屋さんに道具とやり方を教えて頂き、先ずは道具を調達です。ちなみに、パイプカッターはカーボンには向いていないそうです。ファイバー繊維がささくれて、スパッと切れないとのこと。
加茂屋さんからの注意事項は2点。そのまま切るとカーボンのカスが細かくて大変なので、テープを貼って、その上から切ること。もう一点は、「切りすぎないよう注意して!」
確かにですよね。切りすぎたら終了です。。目分量か??え、三平方の定理か??算数苦手のアタマをフル回転し、1.6cmに決めました!
まず、足の部分のキャップを取り外します。
ところが全然、外れないのです。またまた困って、加茂屋さんにメールで確認すると、「引っ張れば外れます。外れなければ、キャップ部分をお湯で温めると良いかもしれません」という回答。
ところが、温めても外れないのです。仕方がないから、勤務する自転車ショップに持って行って、店長に見てもらいます。すると、瞬殺で外してくれました!
笑っちゃうしかありませんでしたね。。
次はカットする部分にテープを貼って、恐々、切り始めます。
すると、いとも簡単に切れて行くではないですか!この工程は、唯一、想定より簡単でした!
キャップをもとに戻したら、またまた角度調整大会です!
【3rd.トラブル 】 折りたたみ時にうまく収まらない!
完成しました!
結局、完成まで足掛け4ヶ月、私にとっては困難に次ぐ困難でしたが、諦めなくて良かった!!まるで金色の雲の中を歩いている気分でした!
今回の作業は、大変でしたが、それだけに貴重な収穫がありました。自分で自転車をいじると、確実に作業になれるし、少しずつだけれども、上達してゆく気がします。そして、自転車に対する愛着が強まりますね。
まとめ
今回の作業を振り返って、加茂屋カーボンスタンド「ステージ」について、注意するポイントをまとめておきます。
Birdy、BD-1の年代や車種によって、取り付け調整に手間がかかる可能性があります
特に私の場合は、「BD-1C」という、スタンダードなBD-1よりコンパクトな車種だったので、余計に収まりに苦労したのかな?と思っています。ただ、数値的根拠があるわけではないので、単なる想像です。
「ステージ」の対荷重について
これは本当にお恥ずかしい話なのですが、対荷重を確認せずに購入しました。
全て作業が終わって、加茂屋さんにお礼のメールを送った際、「そう言えば、対荷重ってどれくらいでしょうか?キャンプに行きたいと考えているのですが…」と質問したところ、「カメラやレンズを積むくらいを想定したので、3~4kgくらいですね」というご回答を頂きました!
さらに、貴重なアドバイスを頂戴したので、共有しておきますね!荷物を自転車に積む場合は、できるだけフロント側に積載するように。リヤ荷重になると、フレームのねじれやバランスの崩れで、走行不安定になりやすいのだそうです!特に折りたたみ自転車ではあまり重たい荷物は避けた方が良いとのことです!
キャンプはコリブリで行こうかな!?
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