こんにちは、ゆらです。
プジョーの古いミニベロ、コリブリを手に入れてから、少しずつメンテナンスしてきましたが、今回はいよいよハンドルステムの交換にチャレンジです。
そもそも、ステムの付け根にクラックが入るのは、恐らくコリブリの弱点と言っても良さそう。多くのコリブリに見られる症状のようです。私が購入したコリブリも、修理した跡が見受けられます。
現状では特に問題ないのですが、乗っているうちに突然パッカーンと破断したら、大変なことに。。そこで新しいものに交換しておくことにしました。コリブリをお持ちの方の参考になれば良いのですが、逆に情報をお持ちでしたら、お教えください!!
コリブリに合うハンドルステムは?
コリブリ純正のステム
コリブリのステムはハンドルステムという名称。ハンドルをのせるバーとステムが一体になっていて、折りたたむことが出来ます。
もう製造はとっくの昔に終わっていて、純正部品は手に入りません。
代替えハンドルは?
代わりに使えるのがのがこちら。ダホンに使えるもののようです。
この情報は、ツイッターのフォロワーさんから教えて頂きました!その方も実際に使っているとのことなので、心強い!
価格的にも手に入れやすい!
用意するもの
購入するものは、このハンドルステムのみでOKです!
必要な道具は、アーレンキー。そして、キモとなるのが、アルミ缶!
新しいハンドルステムは若干、径が大きくて緩みが出てしまうのだそう。それを防ぐために、ビールなどのアルミ缶を切り取って、スペーサーとして噛ませる訳です!
あとは、手が滑らないようにグローブ、部材を滑らせるようにグリス。
現在のステムを外す
ハンドルについているものを外す
リクセンカウルのフロントバスケット用のアダプターが取り付けてあって、このままでは作業できないので、まずこのアダプターから取り外します。フロントライトも。
それから、ハンドルステムからハンドルバーを取り外します。
錆びていて、取れるかな?と心配しましたが、あっさりと外れました。
ケーブル類はそのまま、ハンドルを下に置いておきます。
ハンドルステムを取り外す
ハンドルを外したら、ステムを固定している2本のボルトを緩めます。
一番下のボルトはフォーク部分を固定するヘッドのボルトなので、緩めなくて良かったのに、緩めてしまって、大いに後悔することになりました。。
力一杯、ハンドルステムを抜く!
さて、あとは力仕事、女子には厳しい作業です。最初は、全く動く気配なし。ついに靴を履いて、がっちりと車輪を足で挟み込み、グローブをつけてグイッと引っ張ると、少し動きました!
勇気100倍、回すように引っ張ると、少しずつ外れて行きます!そして、ついに外れました!
かなり、削ってしまいました。。
新しいステムを取り付ける
アルミ缶でスペーサーを作る
新しいステムは、そのまま取り付けるとすこーし大き過ぎて固定されません。そこで、アルミ缶を板状に切り取って、スペーサーを作ります。
新しいステムを取り付ける
ここからが悪戦苦闘です。中々、入ってくれません。
どんどん、スペーサーが小さくなり。。
これでやっと入りました。けれども、これではしっかり固定が出来ません。またやり直しです。。
アルミ缶、2本目に突入。そして少しグリスをつけて見ることにしました。
ほんの少し、ステムの内側に塗ります。
そして、アルミ缶をステムの内側に入れてから、はめ込んでみたら、やっとハマりました!
外してしまったヘッドバンドを再び固定する
今回のハンドルステム交換で、実は緩める必要のないボルトまで緩めてしまいました。
一番下のボルトは、ヘッドを固定しているもので、ステムの交換には関係ないものでした。コリブリのヘッドは、この金属バンドで締め付けるだけのシンプルな構造。かなりしっかり締め付ける必要があります。
まとめ
というわけで、一応、新しいハンドルステムがついたコリブリ号。
シートポストが黒なので、黒にすれば良かったなあ。。銀色がねえ、いぶし銀みたいなんですよね。。安っぽい感じがします。オリジナルのステンぽい方がカッコ良い。
今回のステム交換は、純正部品でないこともあり、アルミ缶をスペーサーに使ったりしていますから、荒技、魔改造の部類に入るかもしれません。私のような初心者が手を出すべきではなかったかな、と思わなくもないですが、経験が出来たことはよても良かった!
教訓:もっと工程とか仕組みを良く理解した上でトライしよう!
安全に乗れるかどうか、今度、以前働いていたショップで、状態を確認してもらおうと思います。その時は、輪行して行こうかな!
この後、ショップで見てもらった結果、アルミ缶スペーサーは途中でヒシャゲていることが判明。別途、シムを挟んで、力技で取り付けてもらいました。ガックリ。
そして、コリブリにぴったりの輪行袋、実は見つけました!
モンベルのコンパクトリンコウバッグ。収納時はとってもコンパクトで、広げたサイズが、W1,400、H1,000。
コリブリは本体は折りたたまず、ハンドルを折りたたんで、サドルを下げるスタイルなので、高さが少し余りますが、良いサイズ感です。
こちらの輪行袋については、使用感含めて、改めてご紹介しますね!
モンベルの自転車用品、ネット検索ではあまりヒットしないのだけれども、実は便利なものが色々ありそうですよ。。
というわけで、実際に輪行したお話、こちらからぜひ!
こんにちは、ゆらです。先日、横浜は大桟橋で開催された「ウクレレピクニック2022」に行ってきました。横浜のみなとみらい地区って、電車や地下鉄の駅から15分くらい歩くのでちょっと不便。そこで、プジョーのコリブリ君で、サクッと輪行して見[…]