後輪を外したところ

BD−1の後輪の外し方、はめ方をマスターする!

こんにちは、ゆらです。

サイクリングというか、自転車につきもののアクシデントといえばパンク。パンク修理を自分で出来るようになることは、スポチャリに乗る人にとっては常識と言って良いかもしれません。実はスポーツ自転車のパンク修理って、慣れれば簡単に出来るのです!

ゆら
私も数年前、クロスとかロードに乗っていたときには何度かやりました!
なぜ簡単かと言うと、スポチャリはママチャリと違って、工具がなくても、車輪が簡単に取り外せるのです!前輪は特に簡単。けれども後輪はチェーンがかかっているので、ちょっとややこしいです。

私、実は今月、BD-1で輪行して、初めてのサイクルイベントに参加する予定。パンク修理が出来るように、まずは後輪の外し方をマスターしようと思います。後輪が出来るようになれば、前輪はもっと簡単なので、問題なし!次のチューブ交換に進んで行けます!

それでは参りましょう!

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前準備

後輪の取り外しに入る前に、以下を準備しておきましょう。

ハンドルバーに付いているものを外す

作業は車体をひっくり返して行うので、自転車本体をハンドルとサドルで支える形になります。ハンドルに付いているものは全部外す方が安全です。

ハンドルバーから全て外す

私は普段、ハンドルバッグ、サイコン、スマホフォルダー、ライト等を取り付けますが、全て外しました。トグス(親指を引っ掛けて、登坂するときの態勢を補助する)はアーレンキーで緩めて、寝かせておきました。

トグスを倒す

出先で作業する場合は、グリップの下に少し厚みのあるものを挟むと、ハンドルに付けているものを保護できると、先輩の小径車仲間に教えてもらいました!

ギアはトップに入れておく

リアのギアはトップ(一番重い=一番小さいギア)に入れておきます。 それが一番、無理がかからないそうです。

ギヤをトップに入れる

Vブレーキを外す

ブレーキワイヤーをブレーキから外します。

外す前のVブレーキ
外す前のブレーキ
ワイヤーカバーを外す
黒いワイヤーブーツを右にずらすと、ワイヤーが固定されている部分が現れます。
ワイヤーのガイドパイプを外す
ワイヤーが入っているガイドパイプを左手で引いて、固定金具から外します。

ここがなぜだかメチャメチャ固い!昔乗っていたクロスバイクにもVブレーキが付いていましたが、割と簡単に外れました。

Vブレーキを外した状態

Vブレーキの両サイドを右手で押し込んで、ガイドパイプを左手で上方向に引っ張って、なんとか外しました!

ゆら
今度自転車屋さんに行ったら、見てもらおうを思います。

ひっくり返して、サドルとハンドルで支える

 

自転車をひっくり返す

ひっくり返した後、タイヤの空気を抜いておくと外しやすいです。

ロードとかクロスの場合は、ひっくり返さないほうが後輪の取り外しが簡単だと昔自転車屋さんに教わっていたのですが、小径車仲間によると、折り畳み自転車はひっくり返した方がやり易い!と言う意見。今回はそのアドバイスに従って、ひっくり返して作業を行いました。

クイックレリーズを緩める!

車輪が簡単に自転車本体から外せるのは、「クイックレリーズレバー」で固定されているから。このレバーを緩めることで、工具を使わなくても簡単に車輪を取り外すことができます。

クイックレリーズのレバーを起こす

固定されているクイックレリーズレバー
クイックレリーズレバー 固定されている状態
クイックレリーズレバーを起こしたところ
グイッと力を込めて、引き起こします。

レバーを緩める

レバーを引き起こしたら、反対側の黒いボッチを左手で押さえ、右手でレバーをくるくる回して緩めます。

クイックレリーズレバー
緩めすぎると、左の黒いボッチが外れてしまうので気をつけて。

車輪を本体から外す

いよいよ、タイヤを取り外します!

タイヤを持って、上に持ち上げる

後輪を車軸から外す

ブレーキを外してあるので、ブレーキシュー(リムを挟んでブレーキをかける部分)もフリーになっています。タイヤの空気も抜いてあるので、タイヤが外れやすくなっています。

車軸の右が固い
右の車軸(矢印)が外れにくい!

リアディレイラーを後方に引く

左側は何もないのですぐに外れるのですが、右側はリアディレイラーが邪魔しています。リアディレイラーをグッと後ろの方に引きながら、車輪を外していきます。

リアディレイラーを後方に引き、車輪を外す

後輪が外れたところ

外れました!!

外れた後輪と自転車

ゆら
やりましたーーー!
後輪を取り外した状態です。
チェーンガイドがたるみを防ぐ
後輪を取り外すと、チェーンがダラッとたるむのですが、BD-1君には折り畳んだときのチェーン脱落を防ぐために、チェーンをガードする部品が付いています(矢印)安心感がありますね!これなら取り付けるときもやりやすそうです。
ゆら
小径車(折り畳み自転車)の場合、ひっくり返した方が楽と言う理由は、ここにありそうです!

せっかく取り外したので、お掃除を

お掃除前

車輪取り外した後の汚れ
車軸受けの内側
清掃前のスプロケ
スプロケットも真っ黒

お掃除後

清掃ごのスプロケ
取り外すと、お掃除も楽!

車輪を元に戻す

さて、元に戻して行きます。基本的には来た道を戻ればオーケーなのですが、難関はやはり車輪を取り付けるところ。

チェーンは、トップにかけましょう!

元のように、スプロケットのトップにチェーンをかけます。そしてそのまま軸受にはめ込んで行くのですが、スプロケのトップにチェーンをかける

やはりリアディレイラーが邪魔をするので、後ろに引きます。ここから、軸受に落とし込む感じ。

後輪を右の軸受に落とし込む

ここが中々、はまりませんでした。何回か落とし込むようにするとガチャンと、装着できました!

後輪装着完了

ゆら
この後、クイックレリーズを緩めに締めて、タイヤを手で回して、ブレがないか確認してから本締めするそうです!
そして、Vブレーキを元のようにはめて、タイヤに空気を入れて完成!
後輪が元に戻った状態

まとめ

今回はまず、後輪の外し方と戻し方を練習しました。実は、前輪のVブレーキがどうにも外れなかった、と言う事情もありまして。。この原因究明は宿題として取り組みます!またご報告しますね!!

後輪を外す際の注意点をまとめておきます。

BD-1の場合は、車体をひっくり返して行う方がやりやすい

ギアをトップに入れることを忘れずに

ブレーキを解除するので、車輪を取り付けた後に元に戻すことを忘れずに

車輪を戻したら、固定する前に、ブレがないか、車輪を回して確かめよう

次のステップは、タイヤのチューブ交換。これが出来るようになると、なんだか一人前の自転車乗りの仲間入りが出来る気分ですね!どんどんチャレンジして行きましょう!

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