こんにちは、ゆらです。
新しいタイヤに換えたおかげで、最近またロード熱が高まっています。このところ、小径のBD-1君にばかり乗っていたので、久しぶりに乗ったロードはやはり軽ろやかに走る感覚が楽しい!
ところが、変速するときにSTIレバーが空打ちして、変速出来ない!と言う事象が…
特にフロント(前のギア、左手側で操作)が酷くて、アウターに入れて、またインナーに戻すときに、どうやっても空振りになってしまって、このまま一生アウターで走るのかと、怯えてしまいました。。
記憶をたどると、以前はシャキシャキッと、変速が決まっていました。
今回は、その対処についてまとめておこうと思います。同じような事態に陥った方の参考になれば幸いです!
STIレバーが空打ちする原因は?
ワイヤーが切れかかっている?
調べてみると、どうやらワイヤーが切れかかっている?ということが疑われるようです。ワイヤー交換してから、7年か8年経っています。その間、5年位ほとんど乗っていなかったのですが、乗らないことが良いこととは、自転車の場合言えません。
STIレバーの内部のグリスが劣化し、内部部品が固着している?
レバー内の細かい部品の動きをよくするため、グリース(液状潤滑油)が塗られているのですが、月日が経つうちにグリースが失われ、汚れも加わり、空打ちのような動作不良に繋がるのだそう。
自転車屋さんに持ち込む
SBCは厚木〜湘南方面にある自転車ショップなのですが、2019年7月に我が最寄り駅に店舗をオープンしたとのことです。こんな近くにスポーツ自転車専門店が出来て、本当にラッキー。
先ずはシフトワイヤーの交換をお願いすることにしました。自転車を預けて、後ほど、取りに来ることに。平日でしたが、ワンオペレーションで、翌日が定休日ということもあり、修理が立て込んでいるようでした。
シフトワイヤー交換したが…
原因は、他にあった!
さて、夕方引き取りに行きました。すると、大変残念なお知らせが待ち受けていました。。
ワイヤーが切れかかっていたり、シフトレバー内の部品が固着していたり、ということはなかったそうです。
原因はどうやら、「シフトレバー内のケーブルを動かす爪」が摩耗している、とのこと!
すると、修理するにはSTIレバーごと(あるいはその中の部品の一部?)の交換になるのですが、私の自転車のコンポーネント「105」は、2005年発売の5600シリーズ。最新のR7000シリーズ(2018年発売)から数えると、3世代前のもの。部品の供給が終わっていて、手に入りにくくなっているそうなんです!
コンポーネントとは?
自転車に取り付けられている駆動の要になるパーツたちです。ディレイラーやクランク、シフター(STIレバー)、ブレーキなど。
ブレーキ | 車輪の回転を止めて、停車する |
STIレバー | ブレーキをかけるレバー兼ギアチェンジするためのレバー |
クランク | ペダルがついている金属棒と、それに繋がる自転車の車体部分の金属棒。 ペダルを漕いだ時の運動をチェーンに伝え、自転車を推進させる為の重要な部品。 |
リアディレイラー | 後ろのギアをチェンジする。 |
フロントディレイラー | 前のギアをチェンジする。 |
シマノには、ロード系のコンポーネントとして、多くのグレードがありますが、「105」は真ん中位。初心者用としてクラリス、ソラ、ティアグラというシリーズがありますが、私の経験として、初心者ほどある程度性能の高いコンポーネントが良いと思います。その方が操作が楽で、確実に決まってくれるので、走ることに専念できるのです。「105」、お勧めです!
調整により、リアの変速はほぼ復活
とりあえず、調整はしてもらったので、状態は良くなっていましたが、変速の際のレバー操作は、角度を探り探り、という状態です。特にフロントのシフトチェンジは空打ち感が大きく、一回で成功することが少ないほど。
けれど、スピード出さないので、フロントはいつもインナー。1人で走る分にはそれほど問題にはならないかな!笑
結論
というわけで、残念ながらSTIレバーは完全復活とは行きませんでした。「105」クラスだと、変速がサクサク決まって気持ち良いのですが、残念ながら、その感触を味わうことが出来ません。
STIレバーの交換をすれば良いのですが、古くてメーカー在庫なし、現行のSTIレバーは仕様が異なるので使えない。となると、コンポーネント全取っ替え!という選択肢が残ります。商品代金だけで6万円以上、それに工賃がかかります。
おまけに、今は世界的に自転車が売れすぎて、部品の供給が間に合わない状況とか。