キャンプ 焚き火

ソロキャンプ用品にかかった初期費用を振り返ってみたら、道具選びの失敗が見えてきた!

こんにちは、ゆらです。

昨年秋、娘と電車デュオキャンプに行くために、一通りのキャンプ用品を買いました。少しずつパラパラと買い揃えて行ったので、ふと「いくら位かかったのだろう?」と疑問に思い、その総額を計算してみたら、86,677円でした!
ゆら
チリツモ方式で、気がつけば結構な金額になっています!
そこで、その内訳を確認しながら、どこにお金がかかったのか?必要なものだったのか?検証してみます。
ソロキャンプ に向けて準備をしたいと考えている方には、お役に立つ情報になると思います!
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ソロキャンプ用品初期費用について

ネット上の相場はどれくらい?

ネット上で見てみると、5万〜10万といった金額をあげているサイトが多いようです。中には、「まずは3万で揃えよう!」という、低予算もありました!

そしてどうやら、「ソロキャンプ初期費用はいくらかかる?」という話の中には、衣類や靴、リュックなどのカバンが含まれていない様子。

ゆら

衣類は手持ちで流用できたり、オートキャンプならリュックは必ずしも必要ないからでしょうか。

私が実際使った86,677円はデュオなので、シェラフやチェアは2個になっていますし、衣類・靴、リュック(2個)も含まれています。

そこで、条件を揃えて、ソロで衣類・靴、リュックを除くと総額69,412円、およそ7万円なので、ちょうど中間あたりのようですね。

価格を左右する10点

値が張る大物はなんと言ってもテント。万超えになるのはテントくらいです。

あとはグッと単価が下がって、2、3千円〜数千円になるもの

シュラフ
マット
チェア
クッカーセット
熱源(バーナー、アルコールストーブ等)
LEDランタン
焚き火台
ナイフ(薪割り用)
ミニノコギリ
以上の10点をある程度のブランド品で揃えるか、中華ブランド中心に揃えるのかで、初期費用の幅が生まれることになりそうです。

なぜなら、細々とした食器やキャンプ用品は100均で揃ることが出来るので、それほどコストはかかりません。私も色々と購入しましたが、5千円内で収まりました。

ゆら

それでは、実際に私が揃えた道具を見て行きます!

実際に購入したもの

「泊まる」関連

テント シュラフ マット

購入商品購入先金額
テント モビガーデン (2人用)アマゾン17,900
シュラフ ネイチャーハイク(封筒型)アマゾン2,900
シュラフ キングキャンプ(マミー型)アマゾン2,990
マット サーマレスト(クローズセルSサイズ)アマゾン3,520 X 2
銀マット100均一100 X 2

「価格を左右する10点」のうち、早速、3点登場ですね。テント、シュラフは中華ブランド、マットは有名ブランドです。

テントについては中華製ではありますが、モビガーデンは、長く海外ブランドテントのOEM生産をしていたという社歴があり、評判も良かったので選びました。基地となるものなので、慎重に決めました。

マットの断熱性能はむしろシュラフより重視しました。地面から上がってくる冷気をシャットアウトするのはマットですから。性能と値段のバランスを考えて、サーマレストのくるくる巻くタイプのリッジレストSサイズを選びました。触っただけで暖かいので感動、とても気に入っています。

「食卓」関連

ミニテーブル チェア

購入商品購入先金額
チェア ビジョンピークスヒマラヤ オン ライン999 X 2
折り畳みテーブル スームルームアマゾン1,199
ミニテーブル(樹脂)100均一(セリア)110
ハンギングネット100均一(セリア)110
フック付きゴムロープ100均一(セリア)110
シートクッションオーサムストア330 X 2

「価格を左右する10点」に含まれるチェアは、かなり抑えた金額になっていますが、実は金額を重視した訳ではありません。

最初ヘリノックス タイプのチェアが一番人気なので購入しました。ところが届いた現物を見てみたら、思ったより大きい!そしてミニテーブルを使うには座面が高い!くつろぐ姿勢には良いのですが、作業がしにくそう。折り畳みチェア

ゆら
そこで、作業性と座り心地を兼ね備えた小型チェアを買い直しました。。実際に見るって、大事ですね!

「調理」関連

調理器具 食器

購入商品購入先金額
クッカーセットアマゾン3,278
シェラカップ、アルミ食器100均110 X 6
コーヒーミル自宅使い
コーヒーバネット100均一110
アルコールストーブ(五徳付き)アマゾン1,680
アルコールドラッグストア600
アルコール容器(ナルゲンボトル)石井スポーツ550
水用パウチ100均110
ダイソーメスティン100均550
固形燃料100均110
ナイフ(薪割り用)アマゾン1,980
ミニトング100均110
炭バサミ100均110
ミニノコギリアマゾン1,827
ハサミ、包丁、ミニお玉、ミニフライ返し100均110 X 4
ファイヤーボックス(焚き火台)アマゾン2,399
難燃シートアマゾン1,050
ミニ鉄板(ビーパル付属)メルカリ1,500

「価格を左右する10点」に含まれる、クッカーセット、熱源、焚き火台と薪割り用のナイフ・ミニノコギリ。5点が登場しています。

すべて、中華ブランドです。使い勝手と価格についてそれぞれ見ていきましょう。

クッカーセット

大小2つのクッカーに、それぞれフライパン、取り皿にもなるフタがセット。アルミ製です。二人だったので、大きい方でスープスパや中華粥を作り、小さい方は焚き火にかけてヤカンとして使いました。

ダイソーメスティンもあったので、ご飯はメスティンで炊きましたが、ソロならもっとコンパクトにまとめたいところ。

実はもともと、スノーピークのパーソナルクッカーを発注したのですがメーカー欠品で間に合わず、急遽このクッカーを買った次第。

ソロならこのクッカーとシェラカップが1つあれば、事足りそうです!

アルコールストーブ

アルコールストーブといえば、トランギア、エバニューが有名ですよね。シンプルなものなので中華ギアでも差が出ないかな?と考えて、火力調節ブタと五徳が付いたものを選びました。

ただ、この五徳が便利か?と言われると、折りたためずにかさばってしまうところが弱点でした。あと、ウインドスクリーンは必須です。100均のものを買いましたが、十分、使えました。

焚き火台

ファイヤーボックス型が燃焼効率が良い、ということで購入。

折り畳めてコンパクトになり、煙突効果で燃焼効率も良いとのこと。アルコールストーブを中に入れれば強力な風防兼五徳にもなり、便利なのですが、850グラムという重さは、自転車キャンプには辛い。焚き火にこだわるなら、ピコグリル型が良いかな、と感じています。

薪割り用ナイフ

値段の安さの割になんだかカッコ良くて購入。ケースのこと、「シース」と言うんだそうです!「サヤ」ってことですね。

巻きを細く割る「バトニング」用の、歯が太い?厚い?ナイフです。ただ、重かった!240グラムあります。

ナイフといえば、みんな大好きモーラナイフなら、100グラムちょっと。お値段は千円ほどアップしますが、最初からモーラナイフにしておけば良かったとこれはしみじみ後悔しています。

ミニノコギリ

焚き火台で焚き火するなら、絶対いると思って買ったミニノコギリ。これは評判の良いものを素直に購入しました。

けれども、ぶっちゃけ、これはなくても良かったです。1つには直火OKのキャンプ場だったので、焚き火台では焚き火しなかったからなのですが、このノコギリで薪を切るのは結構大変です。ナイフである程度薪を細く出来れば、足で踏んでも割れそうですし。

そして、これも重い(180グラム)ので、自転車ソロキャンパーとしては、考えてしまいます。

「照明」関連

「価格を左右する10点」最後のLEDライト登場です。

ランタン

購入した商品購入先金額
オイルランタンメルカリ6,000
LEDランタン(左)100均(ダイソー)330
ミニライト手持品
ヘッドライト(ロゴス)コーナンホームセンター1,628
LEDランタン(右)アマゾン2,399

ライトはこんなに要りませんでした。LEDランタン一個とヘッドライトがあれば良かったですね。ヘッドライトはトイレに行くときに便利でした!

LEDランタンは、暖色にもなるタイプがやっぱり良いですね!このランタンは、明るさ調整、色味調整、吊り下げも平置きもOK。モバイルバッテリーにもなるのでかなり気に入っています。

オイルランタンは、完全に「ロマン枠」、なくても良いものですが、頑張っても持って行きたいものでした!ただし、自転車キャンプとなると持って行かない気がします。。

バックパック

これは全部の荷物を背負う人の話ですが、参考までに。

リュック

購入商品購入先金額
40リットル リュック(カーキ)アマゾン3,735
60リットル バックパック(赤)リサイクルショップ3,000

40リットルのリュックはアマゾンタイムセールで2千円ほど安くなっていたので購入しましたが、本当は60リットルくらいの容量が欲しいです。

そして、赤のコールマンのバックパックの方が背負い心地がかなり良かったです。そして、良く荷物が入る!

実際に背負って選んだ方が長く使えそうです。

ゆら
アマゾンの40リットルのリュックは、残念賞でした。

まとめ

ソロキャンプ 初心者が用意するものについて、注目すべき10個のアイテムを中心にご紹介して参りました。最後にまとめておきます。

テント

・ソロ、中華ブランドなら1万円程度で。ある程度、実績のあるメーカーを選ぼう!

シュラフ

春〜秋なら数千円のものでOK。あとは断熱アルミシートやカイロを組み合わせよう!

マット

性能・価格・コンパクトさ・重さを平均して高得点になるのは、エアーマットのような気がします。ただし、破れたら使えないので、商品レビューは良くチェックした方が良さそうです。

チェア

作業しやすさを考えた上で、どういうタイプにするかを選びましょう!

そして、ヘリノックタイプが気に入っている方は、最初からヘリノックス がオススメ!圧倒的に軽い!(高いけど!)

クッカーセット

お安くて、点数の多い中華ブランドのものは必要ありません。シンプルなスノーピークのパーソナルクッカー は、安くてオススメです!

多少のことがあっても、美味しくご飯が炊ける、絶妙なアルミクッカーのようです!

熱源(バーナー、アルコールストーブ等)

私はアルコールストーブから入ったので、バーナーを使ったことがありません。バーナーを選ぶ場合は、初心者に評判の良いバーナーから入るのが良いかもしれません。安全性が大切なので、国産大手のメーカーから選びたいですね!

そして、アルコールストーブの場合は、メーカーによって火力が異なるらしいですが、そこまで大きな差ではないと思うので、こちらは中華メーカでも大丈夫な気がします。

LEDランタン

最初はLEDランタンとヘッドライト1つあると良いと思います!

オイルランタンは、数回行ってから検討すると良いですね。。サイズ感も確認出来るし。19センチの小型ランタンを最初に買ってしまいましたが、もうワンサイズ大きくても良かった??と思わなくもありません。。

焚き火台

キャンプに焚き火は欲しいですよね!けれども、直火OKのキャンプ場なら、焚き火台は要りません。そういうキャンプ場を利用する前提なら、最初は用意しなくて良いかもしれません。

種類も多いので、色々と経験をして、やりたいことがはっきりとしてきたら、それから買った方が無駄がなさそうです。

ナイフ(薪割り用)

こちらは、モーラナイフを買っておきましょう!一択です!

ミニノコギリ

焚き火台によっては、必要になりますが、例えばピコグリルだったら、モーラナイフでバトニングするだけで、薪が長いままでも使えますし。

焚き火台を決めてから購入するかどうか決めたら良いですね」

ゆら
ノコギリよりナタが欲しくなるかもしれないし。。
以上、初キャンプの経験を振り返りながら、ソロキャンプ装備の費用について考えて見ました。キャンプは本当に道具が多くて、それを選ぶのも楽しみのうち。上手に選んだ道具で、楽しいキャンプをしましょう!
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