こんにちは、ゆらです。
先日、新しいヘルメットを購入しました。それもシールド付きです!
この記事では、
シールド付きヘルメットを買おうと思った理由
レッツァ2に決めた理由
使用感(メガネ無し、メガネ有り)
シールドの種類・選び方
シールド付きヘルメット使用時の注意事項
以上をまとめて、シールド付きヘルメット導入を検討している方のお役に立つ情報をお届けしたいと思います!
シールド付きヘルメットを選んだ理由
日焼け対策
私の場合はズバリ日焼け対策です。日焼け止めクリームに頼らずにUV対策する方法を模索していたのですが、ヘルメットにシールドがついていたら、目から上はUVカットOK!目から下はマスク、あるいはネックガードなら首までカバー出来ます。
普段メガネを使っている
度付きのスポーツサングラスを作るのは、結構なお金がかかりますし、強い近眼で、厚いレンズが必要な場合は、物理的にサングラスが作れないこともあるようです。
シールドがあれば、普段使っているメガネで自転車に乗ることが出来るので、便利ですよね!
虫を防ぎたい
川沿いを走っていると、顔に小さな虫がぶつかって来たりします。シールドがあれば、その不快感はかなり軽減されそうです。
レッツァ2を選んだ理由
シールド付きヘルメットを調べてみると、OGKのヴィット(VITT)というシリーズが、私のようなポタリング中心サイクリストには良さそうです。
ヴィット
お値段一万円ちょいのハイコストパフォーマンス 、安心のOGK、そしてOGKなら頭の大きな私でもきっと大丈夫なジャパンフィット!
一度自転車ショップの店頭で見かけ、今にも買っちゃいそうな勢いで被ってみたのですが。。
鏡に映してみた感じが、何だかピンと来ませんでした。穴(通気口)の形が丸っこいのと、色合いがちょっと希望に合いません。
キノコ頭にならないよう、コンパクトに設計されたモデルで、値段も手頃、メーカーも安心なだけに残念。でも他に候補も見つからず、ヴィットで行くしかないか…と諦めかけていたところに見つけたのが、同じくOGKのレッツァ2(REZZA-2)です。
レッツァ2
ヴィットはシールドが標準装備されていますが、レッツァ2はオプション対応。ヘルメット本体の他に、シールドと取付用のアタッチメントを購入する必要があります。
ヴィットに付いているのと同等のライトスモークのシールド(税込3,300円2,750円)とアタッチメント(税込1,650円1,100円)、合わせて4,950円3,850円が必要になります。
実勢価格で見ると、ヴィットとレッツァ2(シールド関係オプション込み)は、ほぼ同じ位の価格で手に入ります。
レッツァとビット、選択ポイント
レッツァとビット、どちらを選ぶかは、以下のポイントで決めましょう!
サイズの違い(きのこ感)
サイズ展開に違いがあります。レッツァは、M/L(57-60cm)、XL/XXL(61-64cm)の2サイズ、ビットは、S/M(55-58cm)、L(59-60cm)、XL/XXL(61-64cm)3サイズ展開。表にまとめると、以下のようになります。
レッツァ | ビット | |
Sサイズ | ー | S/M(55-58cm) |
Mサイズ | M/L(57-60cm) | |
Lサイズ | L(59-60cm) | |
XLサイズ | XL/XXL(61-64cm) | XL/XXL(61-64cm) |
XXLサイズ |
実際に私が購入したのはレッツァのM/Lサイズ、ビットに比べると大きいです。並べて見ると一目瞭然。
下2枚の写真はいずれも、右がレッツァのM/Lサイズ、左がビットのS/Mサイズです。
デザインの違い
ビットの方がコンパクトで丸っこいイメージ。カラーリングも2色使いが多いです。
出典:Amazon
一方、レッツァの方がシャープなデザイン。ここは好みですね!
出典:楽天市場
シールドの有無
ビットには、ライトスモーク(可視光線透過率:65%)のシールドが標準装備されています。レッツァはデフォルトはヘルメットのみ。シールドと取付用のアタッチメントを別途購入する必要があります。
私はライトスモークのシールドを購入しましたが、太陽が前方にあると、流石に眩しかったです。通勤で夜も走るなら調光のシールドを最初から奮発するのも手かな。そうであれば、レッツァを買った方が、無駄がないですね!
レッツァ(REZZA)2をレビューしてみる!
シールドの取付
まずはメルメットに、シールドアタッチメントを取り付けます。
左右のアタッチメントと、ヘルメット中央部に埋め込まれているマグネットに、シールド側のマグネット近づけるとかチャッと装着出来ます。シールドの上下を反対にして取り付けると、左の写真のように、ヘルメット部分に収納する形にすることが出来ます。
使用感
7月の晴天の休日、気温は30度少し超えるくらい、40キロほど走ってみました。
顔はシールド付きヘルメットとネックガード、腕はアームカバーで完全防備です。
暑そうに見えますが、ネックガードとアームカバーは冷感作用と吸汗速乾作用があるので、着けている方がヒンヤリして快適です!
ヘルメットの使用感をまとめてみます。
良かった点
息で曇ることがない
視野が広い
メガネを掛けても干渉せず、違和感なし
マグネット式なので、着け外しがラク
ライトスモーク(透過率65%)でも、眩しくて困ることはなかった
キャップを前後逆に被れば併用できる
虫に対する安心感あり
UVカットはもちろん完璧!
今一つだった点
自転車から降りたとき、取り扱いに気を使う
自転車を止めて離れるとき、一緒に置いて来にくくなった
風切り音が少し聞こえる
メガネがずれたとき、シールドが邪魔してすぐに直せない
サイドのマグネットがちゃんと付いたか、注意が必要
ということで、自転車に乗っているときは、快調ですが、自転車から降りたときに気を使う部分が増えたと言えます。以前のヘルメットは止めた自転車のカギにアゴ紐を引っ掛けて止めて、平気で放置していましたが、これからは持ち運ぶことを考えないと。。
シールドの選び方
さて、ヴィットなら標準装備されているシールドですが、レッツァ2を選んだ場合は、別途、オプションのシールドを購入することになります。私はヴィットと同等のライトスモークを選びましたが、調光レンズやミラーレンズをチョイスすることも可能です。ここでは、シールドを選ぶ際のポイントと注意点をまとめてみます。
まず、シールドには3つの種類があります。
レッツァ2で使用できるのはその内2シリーズ(下記表で赤字表記)なので、注意が必要です。
シリーズ | レッツァ2への対応 | 重量 | 製法 | 種類 |
AR-5 | レッツァ2対応 | 39g | インジェクション 製法 | ライトスモーク シルバーミラー |
ARS-3 | レッツァ2対応 | 22g 調光28g | 特殊曲げ 製法 | クリア調光 スモーク シルバーミラー他全7種 |
AR-3 | レッツァ2非対応 ヴィット標準装備 | 42g | インジェクション 製法 | ライトスモーク |
AR-5は、素材を型に流し込んで作るのに対し(インジェクション製法)、AR-3は板状の素材を型抜きして曲げて作るため、(特殊曲げ製法)より軽量で歪みが少ないという特性があるようです。
シールド付きヘルメット、使用上の注意点
虫や異物が入り込む可能性
ヘルメットとシールドの取付部分には、数ミリの空間があります。
こういったところが恐らく風切り音にもつながるのかも知れませんね。
あと、この隙間から虫が入る可能性がありそうです。今回のライドで、一度だけ、羽根虫が一匹シールドの中に入りそうになり、ビックリしましたが、すぐに離れて行ったので助かりました。
もし、本当に入って来たら、慌てずに一度止まって、シールドを取り外すようにしましょうね!
メガネ拭きは持ち歩こう
取り付け、取り外しのとき、シールドに指紋をつけてしまうかな、と思いましたが、ほとんど触らずに済むので、汚れませんでした。とはいえ、汚れることもあるので、大きめのメガネ拭きは持った方が良さそうです。
3点のマグネット装着を必ず確認しよう
基本的には近づけて行くとカチャッと装着されるのですが、ときどき左右のどちらかがズレていることがありました。
この点、ヴィットなら3点ともマグネットが本体に埋め込まれているので、より安定的に装着出来るのかも知れませんね。
3点の装着を確認する方法として、中央のマグネットだけを外して、上に持ち上げてみてください。左右がきちんと止まっていれば、ちゃんと持ち上がります。
メガネとの併用について
私がゾフで買ったスポーツタイプのメガネは、とても快適にシールドと併用することが出来ました。
一応、スポーツタイプだけあって、ズレなくて、曇りにくくて良かったです。
ただ、メガネによっては、シールドと干渉する可能性があるので、そんなとき用に、「フロントスペーサー」というオプションが用意されています。
まとめ
シールド付きメルメット、実際に使ってみて感じた、「こんな人に向いているのでは?」
逆に、「こんな人には向いていない??」
普段着で街乗りする人
自転車から離れるとき、ヘルメットを一緒に置いて行きたい人
使っているメガネがズレやすい人
自転車から降りたとき、シールドの扱いが面倒と感じる人
輪行する人
かなり主観的な意見でスミマセン!
今のところ、シールド付きヘルメットに対しての私の感想は、走るときはとっても快適なのですが、止まって自転車から離れるときの正解がまだ分からない、というのが正直なところです。
※追記
およそ一年間半、使って見て、シールドが思った以上にタフで、キズつくことなく、快適に利用しています。2、3回乗ったら大きめのメガネ拭きで拭くだけで、特別な手入れはしていません。通勤で使うことが多かったので、ヘルメットを屋内に保管できたのも良かったのかもしれません。シールド付きヘルメット、かなりおすすめです!