自転車事故

自転車保険を選ぶとき、比較する前に自分の補償を見直そう!

こんにちは!ゆらです。

先日、歩いていただけなのに、石畳みにつま先を引っ掛け、そのまま転倒してアゴから着地、前歯を損傷して救急車に乗りました!(結局、歯医者さんの救急はなく、その他のケガは大したことなかったので、アゴにガーゼ当ててもらっただけですぐに降りて、電車で帰ってきて地元の歯医者さんに行きました。「歯の脱臼、歯槽骨骨折」で地元の歯医者から口腔外科のある大学病院を紹介されました。。)

いつも思うのですが、何かが起こるときって、「次の瞬間」ですよね。ほんの5秒前には予想も出来ずに、ただただ日常の時間が続いて行くものだと思い込んでいたのに。。

そこで思いました。「自転車保険に入ろう!ケガに備えよう!」歩いているだけでもケガしちゃうんですから、自転車ならなおさらです。

というわけで、本日は自転車保険のお話です。一時期、保険に関わる仕事をしていたことがある私。渾身の保険選びをしたいと思います。網羅系の記事とはひと味違います!(違う予定。。)

「自転車保険が気になっているけれども良くわからないなあ。。」そんな方も、読んで頂いたあかつきには「これだっ!」と決めて頂けることをゴールとしたいと思います!

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自転車保険って、そもそも必要なの?

自転車が加害者となる交通事故、それも死亡事故は、決して珍しくありません。子供や学生であっても自転車に乗っていて他の人に怪我を負わせれば多額の賠償責任を問われます。そこで自転車保険を義務化する地方自治体が増えて来ています。2020年9月時点で、以下の通りです。

地方公共団体の条例制定状況
出典 国道交通省HPより https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/promotion/index.html
ゆら
私の住む神奈川県、よく走る東京は、すでに義務化されていますね!
住んでいる地域だけでなく、行った先で義務化されているのであれば、加入しておく必要があります。今後もこの動きが後退することは考えにくいし、そもそも自転車に乗るならば、リスクに備えるべきですよね!

「自転車保険」って、どういう保険なの?

自転車保険の保障内容は、大きく分けて3つの保障に分かれます。

  1. 自転車による損害(相手方)を賠償する自転車損害賠償責任保険
  2. 自転車でのケガ(自分)による入院・通院を保障
  3. 自転車ロードサービス(出先での自転車トラブル時に、自宅、最寄りの駅まで自転車を届けてもらう)

義務化されているのは、①の自転車損害賠償責任保険だけです。自転車で相手に損害を与えたときに、きちんと対応出来るように、ということですね。保障金額は最低1億円は必要でしょう。

ゆら
自転車が加害者となった死亡事故の判例によると、賠償金額が1億円近くになるケースもあります!

「補償の重複」に気をつけて!

注意して欲しいのが、あなたはすでに①の「賠償責任保険」を準備している可能性があるということ。「障害賠償責任保険」は、火災保険や自動車保険にも特約(オプション)として付帯することが出来るのです!ご自分の保険を確認してくださいね!

なぜ注意して欲しいかというと、必要以上に大きな補償を用意しても、その全てを受け取ることは出来ません。生命保険なら何社で加入しても全ての保険金を受け取ることが出来ますが、損害保険の場合は、実際の損害金額しか支払いを受けることが出来ません。例えばー。

A火災保険 個人賠償特約 保険金額1億円

B自転車保険 個人賠償責任保障 保険金額1億円

この2つの保険に加入しているとします。ある日、あなたがお友達のホームパーティーにお呼ばれしたときのこと。そのおうちに飾ってあった尾形光琳の掛け軸に誤ってコーヒーをぶちまけた上に破ってしまいました!

ゆら
無茶なたとえ話ですみません。。

さあ、弁償しなければなりません!その弁償金額が1億2千万円だったとします。先ほども申し上げた通り、損害保険の基本は「実損填補」すなわち、実際の損害額が保険金として支払われます。あなたは2億円の補償を用意していましたが、保険会社から受け取ることが出来る保険金額は1億2千万円になります。

ゆら
必要以上に補償を用意しても、保険料が無駄になる、ということですね!

個人賠償責任保険に「示談交渉サービス」が付いているか、確認しよう!

さて、あなたが加入している火災保険や自動車保険に、個人賠償責任特約が付いていれば、「自転車保険加入の義務」は果たしていることになります。ただ気をつけたいポイントがあります。それが「示談交渉サービス」。保険会社の交渉担当者が、あなたの代わりに被害者と示談交渉してくれるサービスです。

私が調べた自転車保険には、全て示談交渉サービスが付いていました。火災保険や自動車保険の特約の場合は、どうやら保険会社によって付いていなケースがあるようです。

私の場合は、セコム損保の火災保険、「セコム安心マイホーム保険」に個人賠償責任1億円を付けています。しかし、示談交渉サービスが付いているかどうかは把握していませんでした。

保険証券を確認してみると、裏面に自動でセットされる特約として、「賠償事故解決に関する特約」という表記があります。

ゆら
なんだか、それっぽいぞ。。
ググってみると、まさにこれが示談サービスだと分かりました!「個人賠償責任補償特約」、「個人賠償責任保険包括契約に関する特約」のいずれかをセットした契約に、自動でセットされる特約が、「賠償事故解決に関する特約」ということなんですね!
念のために保険証券を表に返して特約を確認すると、「個人賠償責任補償」を契約しています!これだー!よかったー!!

「示談交渉サービス」と「弁護士費用特約」との違いって?

「示談交渉サービス」と、自動車保険で目にしたことがある「弁護士費用特約」の違いって何だろう?と思って調べてみました。するとビックリするほど分かりやすい違いがありました!

示談交渉サービス 自分が加害者の立場のときに、保険会社の社員が代わりに被害者と交渉してくれる

弁護士費用特約  自分(自分の家族)が被害者の立場のときに、加害者への請求を弁護士に依頼した際にかかる費用を支払ってもらう

ご参考までに。

さあ、保険を選んで行こう!

ここから本題、いよいよ自分にあった保険を選んで行きましょう。自転車保険をグルっと見渡して、良いな!と感じたものをピックアップしてみました。

①au損保

Bycle

シルバー

 ②au損保

Byclel

ブロンズ

③ZuttoRide

CycleCall

プランS

④LINEほけん

自転車ライフ 安心保険

⑤ファミリーマート

自転車向け傷害保険

月額590円340円283円 ※100円295円 ※
個人賠償責任3億円2億円なし1億円3億円
示談交渉ありありありあり
入院1万2千円8千円なし2千円4千円
手術入院中12万円

入院以外6万円

入院中8万円

入院以外4万円

なしなし入院中4万円

入院以外2万円

通院2,000円なしなしなしなし
死亡800万円500万円なしなし100万円
ロードサービス50キロ

年4回

50キロ

年4回

50キロ

年4回

なしなし
対象年齢74歳迄74歳迄なし69歳迄69歳迄
備考※年払3.400円※年払3.550円

自転車保険を選ぶに当たって、3つの保障内容がある、と申し上げました。すなわち、

  1. 賠償責任
  2. 自分のケガ
  3. ロードサービス

人によって、必要とする保障内容は様々です。すでに加入している保険も考えた上で、ベストな保険を考えて行きましょう!

「保障が重複しないように」ということが大切ですから、3つの保障のどれを準備したいか、という視点で、一覧表にまとめてみます。ご自身で契約している火災保険、自動車保険、医療保険、会社で入っている団体保険など、全て確認した上で、不足している補償を見つけてください。

備えたい保障お勧めの保険月額保険料
賠償責任  自分のケガ ロードサービスau損保「 Bycle」シルバー590円
賠償責任   自身のケガ

ファミリーマート 「自転車向け傷害保険」

295円
自身のケガ   ロードサービスau損保「 Bycl」シルバー590円
賠償責任    ロードサービスau損保「 Bycl」ブロンズ340円
賠償責任LINEほけん「自転車ライフ安心保険」100円
ロードサービスau損保「 Bycl」ブロンズ

(個人賠償責任補償なし)

200円
自身のケガ

au損保「 Bycl」シルバー

590円

こうしてみると、au損保の圧勝ですね!月額590円のシルバーに入っておけば間違いない、と言えそうです。ロードサービスだけ欲しい、という場合は、ブロンズコースから個人賠償責任補償を外して月額200円で契約出来るフレキシブルな設計はお見事です!

少し迷うところは賠償責任と自身のケガの補償でしょうか。今回選んだファミマの保険は、賠償責任は3億円と充分な保障があるのですが、ケガに付いては通院保障もなく、au損保の方が手厚いです。その分保険料が安い。保障に寄せるか、保険料に寄せるか、お好みで判断して頂ければと思います!

さて、私の場合、どうなるのでしょうか?賠償責任は火災保険でクリア、折り畳み自転車に乗るので、いざとなったら電車やタクシーを利用することが出来るので、ロードサービスはなくてもオーケー。必要なのは、断然ケガに対する備えなのです。それも自転車だけでなく、自分で転んでしまった、というときの保障も欲しい!

ゆら

そこで選んだのが、コープの「傷害一時金」です。

決め手は自転車だけでなく、ただ転んだときにも使えるところ。「自転車保険」ではなくて、「傷害保険」ですね。

ゆら
さんざん、「自転車保険」の話をしておきながら、最後にうっちゃるという。。人によって必要な保障が異なる、という良い例になれば。。汗

コープの傷害保険「一時金プラン」はこんな内容です。

月額740円
入院 ※1入院1日以上  一時金:2万円
通院 ※2入通院5日以上 一時金:2万~20万円(部位、症状に応じて)
死亡85万円
対象年齢なし
備考※1と※2は重複して支払われない。

ケガした場合、通院の保障が一番欲しいのです。なぜなら、医療保険に加入しているので、入院した場合はそちらで対応できます。しかし、私の加入している医療保険には、通院の保障は付いていないのです。

通院した日数に応じて日額(例えば2,000円とか)が給付されるタイプではなく、5日以上通院すると一時金がもらえるタイプなので、保険料を抑えつつ、リスクに備えることが出来る優れた保険だと思いました。

ただ、コープ(生活協同組合)の保険なので、組合員になる必要があります。そこが一手間ありますね。ネットで完結、というわけに行きません。そこがネックになる方にはau損保が良いですね!

実はau損保は自転車でのケガだけでなく、交通事故でのケガも補償してくれます。(入院・通院等の保障は自転車の場合の半額)なかな手厚い保障であると思います。

ゆら
でも、私は1人で転んだときのケガに備えたいのです!(←くどい。。

まとめ

いかがだったでしょう、自分にあった自転車保険を見つけて頂くことができたらとてもうれしいです。

ポイントをまとめてみると、

保障の重複に気をつける
必要な補償をきちんと選ぶ
気になったら、なるべく早く加入する

「何か」は、次の瞬間に起こります!リスクに備えて、心置きなくサイクリングを楽しみましょう!

最後に蛇足ではありますが、自転車保険は生命保険料控除を受けることは出来ません。残念!

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