BD-1を折り畳む

BD-1 クラシックをスムーズに畳めるようになろう!

こんにちは、ゆらです。

BD-1に乗っているものの、最近は近場のポタリング中心で、全く折り畳み機能を使っていません。宝の持ちぐされですね。しかしながら、今月、浜名湖をグルっと走る「ハマイチ」に参加することにしたので、新幹線と東海道本線を使った輪行をします!

というわけで、すっかり忘れてしまったBD−1クラシックの畳み方の再確認をして、駅でパパッとスムーズに輪行袋に入れて移動できるよう、手順を身体に叩き込みたいと思います!

ゆら

BD-1 かbirdyか、クラシックかモノコックかによって、若干手順が異なるようなので、注意が必要です!

 

広告

事前の準備

実際に折り畳み作業に入る前に、3つの準備があります。

①リアディレイラーをトップ(一番重たいギア=一番小さいギア)に入れておく。(クラシックの場合)

ギヤをトップに入れる

 

 

ゆら
一番重いギアってほとんど使わないし、自転車から降りるときにトップにしておくなんて、怖い!
つい最近までそう思っていた私。変速ってペダル回しているときにしかやったらダメと思い込んでいましたから!
でも大丈夫!!自転車から降りている状態で変速するには、
  1. まず、ギアを一段あげる。
  2. 左手で後輪を持ち上げて、右手でペダルを回す。
  3. チェーンが一段上がる。(小さいギアに移る)

トップになるまで上記を繰り返せばOKです。

ゆら
一気にトップまで上げても大丈夫みたいなんですが、怖がりなので、一段一段やっています。
ゆら
そして、モノコックの場合は、ギヤを3速に入れておくのだそうです!

②次に、右のペダルを上にして、シートチューブに合わせるようにする。11時方向ですね。

右ペダルをシートチューブに合わせる

 

③そして最後に、シートポストを高く引き上げておく。
シートポストを上げる前
シートポストを上げる前
これは背が低い人=シートポストがあまり上に出ていない人限定なので、見過ごしがちですが、とっても大事な工程です。上の写真の丸で囲った部分がシートポストの先端です。このように飛び出していると、後輪を畳み込んだときに干渉してしまいます。
シートポストを引き上げたあと
シートポストを引き上げた後

このように、シートポストの先端が見えない位置に、シートポストを引き上げてください。

さあ、それでは畳み方、開始!

後輪を畳み込む

フィッシュボーンを外す

シートステーについている黒い樹脂製のレバー(フィッシュボーン)を手前に外します。

フィッシュボーンを外す

サドルを持ち上げて、後輪を内側に転がす

左手でハンドルを持ち、右手でサドルを持ち上げると、後輪が中の方に入って来ますので、その勢いを生かして後輪をグルンと畳み込みます。

サドルを持ち上げると後輪が中に動く
黒いレバーを外し、サドルを持ち上げると、後輪が中に入ろうとします。
後輪が中に入っていく途中
そのままサドルを持ち上げていると、後輪は内側に収まっていきます。

後輪が折り畳まれる

このとき、ハンドルは少し左に切っておくと、後輪がうまく収まります。

私は輪行用のコロ(折り畳んだときに転がすミニ車輪)がついているので、この時点でそれで自立します。

シートポストを下まで下げる

後輪畳んだところ

シートポストを下げるときに、折り畳まれた後輪とフレームを一緒に掴んで、後輪を引き上げるようにするのがポイント。こうするとシートポストが下まで下がります。

後輪とフレームを一緒に掴む

前輪を折りたたむ

前輪のスプリングを外す

フロントフォークの上部にある黒いレバーを引き、スプリング部分を外します。

フロントフォーク上部のレバーを外す
右手でトップチューブとヘッドチューブが交わる辺りを持って持ち上げ、左手の親指でレバーを押さえながら、他の指でスプリング部分を外す

前輪を内側に回す

前輪の畳み方
フロントフォークの前の方を掴んで、緑の丸の部分を支点として、赤の矢印の方向にグリンと回し込んで畳んでいきます。
ゆら
ここが、ちょっとコツが入ります。支点を意識して回す感じを覚えれば大丈夫!
前輪折り畳み途中
この位置ではまだ不完全です。
前輪はここまで押し込む
前輪はここまで押し込みます。

フロントフォークの内側にあるビスに当たるまでグッと押し込んだらOKです。

前輪折り畳み完成

ハンドルをたたむ

ハンドルレバーを解放する

ハンドルの根元にあるレバーを開きます。

ハンドルレバー

ハンドルレバーを開く

ハンドルを倒す

ハンドルを畳んだところ
自然に車体の左側に畳まれれます。

これで完成!ですが、私は左側のペダルだけ、着脱式のものにしています。輪行袋に入れて背負ったとき、左側のペダルが身体に突き刺さる!ので、大変歩きにくいのです。使っているペダルはこちら。憧れの三ヶ島製です。

簡単に着脱出来てとても便利です。こちらも取り外し方をご紹介しておきますね!

おまけ ペダルの取り外し方

取り付け部の根元にについている黄色のプラスチックのリングを取り外します。

ペダル 取り外す前

ペダル 黄色リングを取り外したところ

黄色のリングを取り外したので、取り付け部の可動部分を押し上げることができるスペースが生まれます。

ペダル 取り付け部分を押し上げる
この部分を押し上げつつ、ペダルを引き抜きます。

ペダルが外れたところ

外れました!

取り付けはこの反対を行えば良いです。最後に、黄色いリングが元の位置にハマれば、正しく付けられた証拠です

ゆら
黄色いリングは無くしやすいので、大切にしまっています。また、予備も持つようにしています。!

輪行袋に入れてみる!

最後に輪行袋に入れてみます。

まず、背負えるように、自転車本体に、肩ひもになるベルトを取り付けておきます。

肩ひもを自転車に取り付け

この紐は、東急ハンズで綿テープを買って、バックルを2個取り付けた簡単な自作です。

輪行袋に入れてみる

愛用しているのは上から被せて、下の紐をグッと引っ張る、逆さの巾着タイプ。以前はもう少しちゃんと収まっていたのですが、リクセンカウルのアダプターを付けたためにシートが根元まで下がらなくなったことと、転がすため輪コロを取り付けたため、思いっきりはみ出すようになってしまいました。。

ゆら
JRに乗る場合は、「自転車を完全に覆う」ことが必要なので、新しい輪行袋が必要になります。。

まとめ

今回は私の折り畳み自転車、BD-1の折り畳み方をまとめてみました。BD-1の折り畳み方は独特で、フレームを真ん中からパタンと折り畳むという形ではなくて、フレームに前輪と後輪をしまい込む形式。少し手順が多いですが、慣れれば数十秒で畳むことが出来ます。注意点を最後にまとめておきます。

折り畳む前の3つの準備を忘れずに!

① ギアをトップに ②右ペダルを11時方向に ③シートポストは引き上げておく

後輪は、サドルを持ち上げた時の勢いを生かして畳み込む。
シートポストを下げるときは、後輪をトップチューブに引きつけて握っておく。
前輪は、支点の位置を覚えてグルンと回し込む。
ゆら
後は回数と頻度が大事!

私も、3、4年前はBD-1で月に2回くらいですが自転車通勤をしていたので、そのときはもちろん、迷わず畳んでいました。けれどもそれがなくなって以来、折り畳む機会がなくなってしまい、すっかり忘れていた状態。

忘れないように、どんどん輪行して行こうと思います!

 

広告
BD-1を折り畳む
最新情報をチェックしよう!