マットの種類
まずは、マットの種類を押さえておきましょう!
クローズドセルマット
素材(ポリエチレン、EVAフォームなど)の中に小さな気泡を含んだマットです。それぞれの気泡は独立していて、その中に含まれる空気は閉じ込められているので、断熱材の役割を果たします。
空気で膨らませる必要がないので、広げるだけで使える、とてもお手軽なマット。
代表的なものを2つ挙げてみます。
銀マット(発泡マット)
何と言っても軽いのが魅力。厚みがないのでクッション性は期待出来ないですね。
寒さ対策として、他のマットと併用するイメージですね。
ウレタンマット(発泡マット)
しかし、これでは、自転車に積むのは困難です。。
表面はアルミ蒸着加工されているため、身体から出る熱を反射し、座っただけすぐに温かくて、感動ものです。
徒歩・電車キャンプやオートキャンプにはオススメです!
私が使っているのは、長さ120センチのSサイズ。上でご紹介したのはレギュラーサイズ。長さが180センチあるので、巻いたときの直径は、20センチあります。Sサイズで16センチなので、かなり大きくなりますね。。
そんなことから、値段は高くなりますが、折りたたむタイプの方が人気があるようです。
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エアーマット
空気を入れて膨らませるマット。軽量、コンパクトに収納できます。地面の温度が低いと、中の空気も冷えてしまうため、断熱性はあまり高くありません。厚みがあるので、地面の凹凸を吸収することが出来ますが、寝心地はフワフワします。そして穴が空いたら使えない!
インフレーターマット(インフレータブルマット)
内部にウレタン等のクッション材が入っており、そこに空気を充填して使用します。バルブを開けるだけで徐々に空気が入るので、手間なし。(最後に口で空気を補う必要があるタイプのものもあるようです)
エアマットより固めなので寝心地が良く、また断熱性に優れています。反面、エアマットより収納サイズが大きく、重量も重くなります。
撤収時、空気を抜くのに時間がかかるものが多いようです。エアーマットと同じく、穴が開いたら使えません。
収納サイズ、重量、空気の抜きにくさ、これらのインフレータブルマットのデメリット、全て解決しているようです!
今回の選考ポイント
- 収納サイズがコンパクト
- なるべく軽いもの
- 空気を充填する際、ポンプがなくても簡単に膨らむもの
- 価格はなるべく抑えめ(5,000円以下で)
季節は春〜秋を想定しているので、断熱性能は条件から外れています。
例えば、キャプテンスタッグのこの製品。なんと、3,000円以下で買えちゃいます。
しかし、一概に「エアーマット」と言っても、種類は膨大です。。
エアマットの選び方
空気の入れ方
- 口で入れる。(あるいはポンプ、ポンプバッグを使用)
- 足踏み式。(ポンプ不要)
収納サイズ
重さ
生地の丈夫さ
おまけ マクラが別だと嬉しい
選んだマットがこちら!
空気を入れてみる
収納時のサイズです。長さ27センチ、直径12センチ。
空気は、足元のバルブを開けて、足で踏んで入れます。5分もかからずに入りました!これは楽です!
寝てみます。底着きすることもなく、安定しています。けれども、寝返りを打つと、ギシギシ結構な音がします。
初期不良があるといけないので、4、5日そのままにしておきました。そのうち、1日は実際に寝てみました。
撤収してみる
空気を抜くには、枕についているバルブを開けます。
あっと言う間に空気が抜けて行きます。
だいたい空気が抜けたら、幅方向を、三つ折りにします。バルブから空気が抜けやすいように、バルブが外側になるようにたたみます。
次に、足元の空気を入れるバルブを開けて、ポンプになっている周辺を押して空気を抜き、また蓋をします。
クルクルと巻いて行きます。最後に足踏みポンプの辺りに空気が溜まるので、再度蓋を開けて空気を出し切ります。
付属のゴムで止めて、収納袋にしまえば、撤収完了です!
ちなみに、うちにあるサーマレストのクローズドセルのマットと大きさを比べてみます。
まとめ
それでは最後に、マットの選び方のポイントをまとめておきます。
選ぶポイントに対して、順位をつけてみました。
あくまで、私の主観です。
●=1位 ▲=2位 ❎=3位
クローズドセル | インフレーター | エアー | |
断熱性 | ▲ | ● | ❎ |
厚み(凸凹吸収) | ❎ | ● | ▲ |
設置・撤収の手間 | ● | ❎ | ▲ |
コンパクトさ | ❎ | ▲ | ● |
重さ | ● | ❎ | ▲ |
丈夫さ | ● | ❎ | ❎ |
価格(安さ) | ▲ | ❎ | ● |
ご自分が、どのポイントを優先するかによって、選ぶマットは異なってくると思います。一つの目安として、お役に立てば嬉しいです!