こんにちは、ゆらです。
今日はサドルバッグのお話です。うちにあるGIANTのサドルバッグ。マックスで9ℓの容量があります。
折り畳み自転車を旅・キャンプ仕様にしたくて購入しました。なんせ、サドルの後ろ側には、タイヤが小さいから、広大なスペースが広がっています!
自転車をたたんで輪行する時に、取り外したサドルバッグ を背負えるように、ショルダーストラップも自作しました!
作り方はこちらをご覧ください。自作と言っても、メッチャ簡単、切って、バックルを通すだけです。とてもオススメです!
自転車旅に憧れているスポチャリ乗りが、まず最初に考えるのは、「荷物をどうやって自転車に積めば良いのだろう?」と言うことではないでしょうか。そもそもスポーツタイプの自転車には荷物を積む場所がありません。(走ることが一番大事なので、前カゴとかリ[…]
おかげで、自転車輪行通勤した時に大活躍しました!
けれども、さらなる大容量を求めて、リクセン化した30ℓのバックパックを取り付けられるようにしたので、このサドルバッグ 、お蔵入りとなっていました。
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さて、話を「お蔵入りしてしまったサドルバッグ」 に戻します。ロードにつけられるかどうか試して見たのですが、サドルとタイヤの距離が近いため、カバンの底面がタイヤに擦ってしまうのです。
ネットで調べて見ると、私くらいの身長(158cm)だと、カバンの根元の高さが10cm位でないと厳しいようです。
ところが、どうやら高さが10cmほどの薄めのサドルバッグって、現状、あまり選択肢がないようです。
自転車から撤退してしまったドッペンギャンガーにはあったようですが、今では手に入りません。
低身長の人でも使えないものか、と色々と試行錯誤で工夫して見た結果、なんとかロードに設置成功!
その際、効果のあった5つの工夫ポイントがこちらです!
- 厚みを潰しながら固定する
- シートポストに固定する部分を、なるべく上部、サドルの近くにする
- シートレールに通して固定する紐を、左右交差して”X”にする
- 芯材を入れて、カバンが垂れないようにする
- バックル付き固定ベルトを追加し、カバン本体をシートレールに密着させる
この5つは、私が持っているGIANTのサドルバッグ で有効であることを確かめました。同じようなサドルバッグ であれば、低身長のローディーがサドルバッグ を使う際の参考になると思います!
それでは、具体的にご紹介して参ります!
現状の確認
自転車とタイヤのクリアランス
身長158cm、フレームサイズは440。サドルレールからタイヤまでが17cmほど。
持っているサドルバッグ のサイズ
メーカーHPによると、42✖️16✖️19。実測して見ると、14~15cmくらい。
このまま取り付けると、タイヤに接触してしまいます。
取り付け方を工夫して、走って見た!
実験1 サドルバッグ をタイヤに擦らないように設置
先ずは、取り付け方から。
- シートポストへの固定は、なるべく上部に、しっかりと固定する。
- ①が下がらないように、干渉用のゴムを固定。
どこでもケージホルダーは、フレームだけでなく、ハンドルやシートポストなどにもボトルケージを取り付けることができる商品です。
リンクちょうど、手元にフレームやハンドル部分に取り付けるゴムと固定用のベルクロがあったので、利用して見ました。適当なゴムシートのようなものをベルクロで巻いても良いかもしれません。
- サドルレールの右側から通したバンドと、本体の左側についているバンドを止める。
このとき、なるべくカバン本体をつぶす気持ちで、グッと引っ張って止めることが大事。 - 逆側も同じように固定する。
背面をクロスさせることで、しっかりとバッグ本体を持ち上げて固定することができます!
これで出発して見ます。
10キロ、いつものサイクリングロードを走って見た結果はー。
見事に垂れてしまっています。重たい荷物が上の方にあったためと思われます。
そして、意外とシートポストへの取り付け部分がしっかりと固定されたままです。これは収穫!
「垂れ」を解消すべく、取り付け直します。
「カバンの垂れ」は、荷物の入れ方を変えて見ること、芯材を入れて見ることで解決できるのでは??
実験2 「垂れ」を解消するには?
- 重たいグッズ系のものを奥へ、軽い衣類を手前に入れ替える。
入れる順序を逆にします。重いものを奥へ、軽いものを入り口付近へ。
- 芯材として、100均のまな板シートを挿入。
カバンの形に合うようにカットするつもりでしたが、差し込んでみると奥の方が良い感じで円錐形に丸まってくれて、上手く収まりました!
「シャキーン!」としています。再度、10キロ走って見ます。
10キロ走ったところ。
バッグの垂れは解消!
ただ、シートポスト取り付け部分がズレて下がったことにより、バッグ底部とタイヤのスペースが近づいてしまった。
実験3 シートポスト固定部分がずり落ちないようにする
- 100均の「バックル付き結束ベルト」で、カバン本体とサドルレールをキリキリっとしばって固定する。
このベルトで、サドルバッグ の擦りそうな場所と、サドルレールを密着させて固定します。
タイヤとの間に、しっかりとしたスペースができています!
そして、10キロ走った後。
タイヤとのクリアランスはしっかり保たれていました!もちろん、「垂れ」もありません!
まとめ
今回の実験を通して、手持ちのGIANTサドルバッグ を、ロードで使える道が見つかりました!
入れるものの重さや走る距離、道の状態によって変化するでしょうから、まだまだ検証は必要ですが、現時点での工夫ポイントをまとめておきます。
最後に、今回の荷物の総量は2キロほどで、本来の容量からするとまだまだ余裕があると思います。
ただ、今回はしっかり固定するために、サドルレールの取り付けを変則的な「Xスタイル」にしています。実際に試した訳ではないのですが、容量は少なくなるような気がします。
今回はここまでですが、低身長でサドルバッグ の使用を諦めている方の参考になれば幸いです!私は引き続き、色々と試してみようと思います。新しい情報があったら、またご紹介致しますね!