こんにちは、ゆらです。
自転車に乗ると、日焼けしますよね!ずっと「まあ仕方ないか」と諦めて来ました。
地黒ということもあり、ツラの皮も厚い?せいか、日焼けのトラブルも、割と感じずに来てしまいました。
これから元気なシニアライフに向けて、お肌も少しは気にしないと、と思っていたら、自転車競技のプロ選手御用達の、塗り直さなくても良い日焼け止めがあると知り、購入してみました!
今回は、実際使ってみた感想を交えて、和光ケミカルの日焼け止めをご紹介致します!
気になっている方、必見です!
あのワコーズが、日焼け止め作っちゃってました!
自転車を趣味とする方なら、ワコーズの商品はお馴染みですよね!私はBC-9のヘビーユーザーで、出かける前にパッパッとチェーンを掃除するときにお世話になっています。
なんならお大掃除のときにも活躍。油汚れに頼りになります!
そんなワコーズが、自転車のプロ選手の声に応えて開発したのが、このトップアスリート サンプロテクト ファイター。
塗り直さなくても一日効果が持続するだなんて、まさに夢の日焼け止め。
化粧直しが超苦手な私、日焼け止めを塗り直すのも、同じく苦手です。
それでなくても、サイクリング時に自転車から降りると汗だく。拭いても拭いても汗だく。そこに何か塗るなんて、ム、ムリ。
その必要がないなんて、画期的!
開発のきっかけ
そもそも、新しい自転車潤滑油を開発する中で、協力してくれたプロ選手から、塗り直さなくても良い、そして肌が弱くても安心して使うことが出来る日焼け止めが欲しい、という声が寄せられたことがきっかけなんだそうです。
確かに、海に行って日に焼けた後は、独特の疲労感があります。
商品の特徴
- 一度つけたら、塗り直さなくても一日中、効果が持続する
- 植物由来の保湿成分が豊富に入っている
- サラッとしている
- 塗ってから成分が定着するまでに30分待つ必要がある
- クレンジングでしっかり落とす必要がある
選手のパフォーマンスをサポートするのが大きな目的であるため、日焼けによる疲労や、肌トラブルを防ぐことに加え、使い心地、安全性に徹底的にこだわって開発を進めた様子が、公式HPに熱く語られていて、感動しました。
https://aggressive-design.jp/
実際に、使ってみる
日焼け止め効果
効果を検証するため、右手は塗らずに、顔と左手は用法容量を守って塗り込みます。2層タイプなのでタイプなのでよく振って、顔・首には10円玉大、身体には線状に伸ばして、円を描くようによく馴染ませます。
3回程試しましたが、曇り空が多く、なんとなく塗っていない右手の方が黒いかな?と言う結果。いずれも2、3時間のポタリングでした。
効果を感じたのは、ディキャンプでした!
やはり、太陽の下にいる時間が長かったので、とても分かり易く違いが出ました!
もちろん、塗り直しはしていません。評判通りの実力を実感しました!
洗い落としてみる
さて、私が今まで使ってきた日焼け止めと違って、石鹸では落ちません。お化粧と同じように、オイル系のクレンジングで落として、さらに洗顔します。
専用のオイルクレンザーの使用が推奨されています。サンプロテクト ファイターとのセット販売もあります。
確かに、シャワーを浴びると、日焼け止めを塗ったところは水を弾いて、石鹸ではビクともしない感じ。専用のクレンジングではなく、うちにあるオイル系のクレンジングを使いました。
念のために、2回クレンジングで洗い落として、それから石鹸を使用。強力な分、落とすのはちょっと大変ですが、ライドから帰ったらすぐお風呂に入るので、それほど面倒くさくはないですね。
念のために、原材料を確認してみる
成分を調べる
使った感じ、特に肌に対するトラブルはありませんでした。ただ、やはり化粧品メーカーではないので、正直なんとなく不安感があります。そこで、記載されていた配合成分全38種中、植物エキス7種とヒアルロン酸と水を除く29種を全て書き出して、ググってみました。
日焼け止めに含まれる物質は、4つの目的に分類されます。
- 水や油など、ベース(基礎)となるもの
- 紫外線吸収剤
- 紫外線散乱剤
- 保湿成分(添加物)
29種の配合成分を、4つに分類しながら調べてみたところ、全ての成分は一般的に日焼け止めに使われているものばかりで、ひと安心!
と思ったのですが、よくよく確認すると、1つだけ、懸念するものが見つかりました。それが、
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
です。なぜなら、
この成分が含まれた日焼け止めは、2021年からハワイ州で、販売禁止になっているのです!
ハワイ州で禁止の成分
ハワイ州で禁止となった成分はオキシベンゾンとオクチノキサート。理由は、その2つの成分がサンゴ礁を弱体化させ、ひいては死滅に繋がる恐れがあるため。
ワコーズの「サンプロテクト ファイター」にはこの2つの成分は見当たらず、ほっと安堵したのですが。。
- 紫外線を吸収して、熱エネルギーに変える方法
・肌の表面で紫外線をつエネルギーに変える化学反応が起こるので、アレルギー反応を起こす恐れがある。
・紫外線防止効果は高い。主な紫外線吸収剤
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、オクトクリレン、オキシベンゾン−3など。 - 紫外線を反射して防ぐ方法
・肌への影響は少ないが、白浮きしたり、べたつきやすい。
・紫外線防止効果は低め。主な紫外線散乱剤
酸化チタン、酸化亜鉛など
紫外線吸収剤は、UVカット効果が高いものの、お肌に、より影響が出やすいのですね。肌の表面でエネルギー反応が起こっているわけで、確かに負担がかかりそうです。
この紫外線吸収剤を使わない日焼け止めが、「ノンケミカル」と呼ばれ、UVカット効果は低いものの、お肌に優しい日焼け止めとして販売されています。
ハワイ州で販売禁止となった、紫外線吸収剤であるオキシベンゾンとオクチキノサートは、サンゴ礁への影響が明らかになったことが規制を受ける最大の要因ですが、そもそもお肌への負担となり得る成分なのですね。
まとめ
塗り直さない日焼け止めという非常にユニークなサンプロテクト ファイター。特徴をまとめてみます。
6つの特徴(使用感含む)
塗り直しなしでも、しっかり日焼けを防いでくれる。
塗ってから効果が出るまで、30分程かかる。
石鹸では落ちないので、落とすときはオイルクレンジングが必須。
目には入らないように注意が必要。(紫外線吸収剤の刺激あり)
7種類の植物由来の保湿成分が含まれ、お肌に優しい。
ハワイ州で禁止になっているサンゴ礁への有害性が指摘されている成分が含まれている。
使う?使わない?
サンプロテクト ファイターの紫外線防止能力の高さ、塗り直し要らずの手軽さは、とても魅力があります。
7種類の植物エキスと、ヒアルロン酸も配合され、保湿成分たっぷりの優しい使い心地も、とても良いです。
日焼け止め特有のいつまでもベトベトする感じがないのは嬉しい!
あとは、自分の自転車に乗る時間や肌質、そして、地球環境の問題にまで視野を広げて選択する必要がありそうです。
ちなみに、私はこれを機に、日焼け止めに完全依存するのではなく、日焼け止めグッズ(アームカバーや、シールド付きヘルメット、マスクなど)の併用や、そもそも、本当にアスリート向けの日焼け止めが自分に必要なのかも含めて、色々と考えてみようと思っています。
おまけ
皮膚がんのリスクについて
ハワイ州で、2つの成分を含む日焼け止めが禁止される法案が可決されたとき、反対派もいたそうです。その反対理由は、「日焼け止めを使う人が減って、皮膚ガンのリスクが高まるから」。
日本人とて皮膚がんのリスクがない訳ではありません。最近、ベランピングで手足の日焼けには無頓着だったので、気をつけようと思いました。皆さまも、どうぞお気をつけて!