こんにちは、ゆらです。
チャリキャンプに向けて、用意するものがたくさーんありますが、選んで行く過程も楽しいですねえ。
なにせ、自転車に全部の荷物を積む訳なので、グッズ選びもシビアになります。と言いながら、焚き火台は小さくてもよいのでゼッタイ持って行きたいし、出来ればオイルランタンも!!
そんな中で、もっとも大物であるテント選びは本当に悩ましい。。しかし、ついに!
テンション、アガります!
昔、子供がまだ小さい頃にファミリーキャンプ楽しんだ経験はあるものの、ソロキャンプは初心者ですから、実際使った場合をあれやこれやと想像してのチョイスになります。情報量も多くて悩む悩む。。その結果、選んだのがこちら!
”MOBI GARDEN”というメーカーの、”LIGHT KNIGHT UL2”というテントです。文句なく、「これだ!」と思わせてくれるテントなのです!
なぜ私がこのテントを選んだのか、その理由を是非聞いてください!
同じように頭を悩ませている初心者の方のテント選びのお役に立てばうれしいです!
テント選びの私なりのポイント
自転車でのソロキャンプを目指す私としては、「持ち運び」も大問題。優先順位はこのようになりました。
軽いこと
2㎏程度。四捨五入して3㎏はいやだー。
畳んだとき、コンパクトになること(特に長さ)
自転車のトップチューブに取り付けられるとうれしいから、長さは50㎝以下で。
※折りたたみ自転車、BD-1を使用予定設営が簡単
「自立型」が良さそう。
インナーとポールの取り付けは、フックで引っかけるタイプで。(ファミキャンのとき、ポールをスリーブに通すのがタイヘンだった記憶が。。まあ、テントの大きさが違いますけど)ダブルウォール
シングルだと結露しやすいんじゃあないかしら??
前室が広い/タープスペースになる
タープを持っていかなくても良い!多少の雨なら、前室で火を使って料理できる!
2人でも使えるスペースが欲しい
娘もキャンプ大好きなので、Duoキャンプもしたい!
やっぱり、お手軽価格で
色々と揃えるものが多いこともあり…。
候補にあがったテントは?
候補として検討したのは4機種。いずれも中華メーカーの製品です。国内メーカーの製品には憧れるし、安心して使えることは間違いないところですが。何と言っても中華メーカーはお安い!最近では品質も良くなっているようなので、まずはコスパの追求を計って見ました!
Naturehike Hiby3
Naturehikeは中華ブランドの中でも高品質なイメージ。テントの種類も多く、評判も良さそうです。
<惹きつけポイント>
- かなり広い前室があるのが魅力的。折りたたみ自転車がしまえそうだし、料理も出来そう!
- 見た目がカッコ良い!
<イマイチポイント>
- 重い!(3.15kg)
- 設営が難しそう。。
ONETIGRIS スーパーシェルター
ONETIGRISも同じく中華メーカー。比較的新しく参入してきたメーカーのようです。
<惹きつけポイント>
- 「軍幕」みたいな形状で、広ーいキャノピースペースが作れる!
- 安い!(Amazon価格 ¥9,900)
<イマイチポイント>
- 設営に必要なポールが付属していない(立ち上げるのに2本、キャノピーを跳ね上げるにはさらに2本、計4本別途買うことになる)
- 自立型でなく、フック吊り下げ式でなく、設営に不安がある。
- 1人用。2人は無理そうな1人用。
Naturehike CloudUp2
こちらは買う寸前まで行きました!初心者の定番になっている印象。
<惹きつけポイント>
- 軽量!(2.05㎏)
- コンパクト!(収納時、直径46㎝×直径14㎝)
- これだけコンパクトで2人用!
- 設営簡単そう(自立式、フック吊り下げ式)
<イマイチポイント>
- キャノピーには出来ない。前室も狭そう。
- アップグレード版にも210T(ポリエステル生地)と20D(シリカゲル生地)などがあり、違いが分かりにくい。
性能は魅力的なんだけど、快適性というか、「遊び」が欲しい。。
購入したテント
MOBI GARDEN Light Knight UL2
テントを探してネットを彷徨っているうちに出会ったのが、このMOBI GARDENというブランドです。他の候補たちと同じように、評価して見ます。
<惹きつけポイント>
- 軽量(1.83kg)
- コンパクト(収納時 長さ41㎝×直径13㎝)
- フライをはり上げてキャノピーにできる、前室も広め。(ポールは別売)
- 設営簡単(自立式、フック式)
- ダブルウオール
- 2人用
- 高コスパ(¥17,900)
<イマイチポイント>
- 聞いたことない中華メーカーだけど、品質は大丈夫かな??
私がテントに求める7つの基準を全てクリアしてしまったMOBI GARDENのLight Knight!
というわけで、ググって見ました。以下、MOBI GARDEN研究です!
”MOBI GARDEN”とは?
公式ホームページより抜粋します。
ブランド紹介
中国のアウトドアブランドの1つであるMOBI GARDENは、2003年にテントメーカーとしてアウトドア業界に参入して以来、アウトドアギアの研究、設計、販売に注力してきました。優れたデザイン、品質、パフォーマンスを発揮する製品を通じ、一貫してアウトドアライフスタイルの浸透に力を注いできた結果、そのブランドコンセプトはアウトドアエンスージアストから多くの支持を得るところとなりました。
(中略)
2010年代に入り中国を代表するアウトドアブランドに成長したMOBI GARDENは中国のテント市場において最も認知度の高いブランドとしての地位を固めました。中国で販売されているドーム型テント『冷山』シリーズは中国国内で累計80万個を突破しており、本当に多くの方々に愛されるモデルとなりました。そして保有する工場はパートナーの高い品質要求に応え続けた結果世界最大のテントファクトリーへと成長し、生み出される製品は世界中のアウトドアエンスージアストの元へ届けられています。
海外ブランドのOEM生産で技術を培ったのでしょうか。
また、しっかりした国内代理店があるようです。
代理店より補足
MOBI GARDENは成熟しつつある中国のテント市場においてトップシェアを獲得しています。
もしも中国のアウトドア好きの方が身近にいらっしゃったらMOBI GARDENを知っているか尋ねてみて下さい。
きっとご存知のはずです。
日本では中国のテントと言えばNaturehike(ネイチャーハイク)ですが実際に日本に進出していないブランドは数多く存在しているのです。
その中でも弊社はMOBI GARDENのテントを日本にご紹介することに致しました。その最大の理由はお客様の気が付きにくい細部まで手を抜かないこと。
MOBI GARDENが山岳テントと位置付けるテントの多くはインナーテントの開口部にコストを掛けて防水生地とメッシュ生地をつなぎ合わせて防水性と軽量さを高次元で両立しています。
ガイライン(耐風ロープ)の取付部の補強は中国ブランドとは思えない手のかけ方です。
多くの中国ブランドが接着で済ませるところをきっちり縫製+シーム処理を行います。
それら全ては山好きの自分たちが使いたいテントを彼らは販売したいからです。MOBI GARDENのテントは多くの中国のテントブランドより高めの価格となっています。
それでもトップシェアを獲得しているのにはこのような小さな積み重ねの継続の賜物でしょう。
品質の確かなハイコストパフォーマンスが確かにここにあります。日本正規代理店 株式会社帝伸テック
文章を読んだ限りでは、品質にこだわりを持っている様子。Amazonの販売ページの日本語もまともだし。(笑)
Naturehikeを完全にロックオンして日本市場に進出してきたようです。
ついに”MOBI GARDEN LIGHT KNIGHT UL2”購入!
というわけで、到着しました!
実際に、組み立ててみる!
まず、インナーシートを広げ、組み立てたポールを四隅の金具に挿入。立ち上がったポールに、インナーのフックを引っかけます。
次にグランドシートに乗せて、やはり四隅の金具にグランドシートを固定します。するとあっという間にこんな感じ!
インナーの上にフライシートをかけて、やっぱり四隅を固定し、お互いの裾の方に付いているバックル同士をカチャっと固定します。
あっという間に出来上がり!本番ではこの後ペグダウンという流れですね。
天井にランタン用カラビナも付いています。
思ったより簡単で、ホームページの取扱説明書を見ながら、15分くらいで出来ました。
出典:Amazon
まとめ
今回は初心者目線のテント選びで、品質や使い勝手の判断はこれから実際にキャンプを体験して行くと、きっと新たな目線が加わることになるのかも知れません!
ということで、今後のためにも、今回のテント選びの情報をまとめておきます。
メーカー テント名 | MOBI GARDEN LIGHT KNIGHT UL2 | Naturehike Hiby3 | Naturehike Cloud Up2 | ONETIGRES スーパーシェルター |
写真
| ||||
人数 | 2 | 2〜3 | 2 | 1 |
金額 | 17,900 | 20,900 | 17,500 | 9,900 |
構造 | ダブルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール | シングルウォール ※メッシュドア付 |
自立 | ○ | ○ | ○ | × |
インナーテント | 130×210 | 200×(163+132) | 210×125 | 210×125(一体型) |
前室 | 60×210 | 163×132 | 60×125 | 幅210で跳ね上げ可能 |
高さ | 105 | 120 | 100 | 115 |
収納サイズ | 41.4×Φ13.2 | 54×Φ17 | 40×φ13 | 43.8×18.4×12 |
重量 | 1.95kg | 3.15kg | 1.24kg | 1.44kg(ポール無し) |
ペグ | 11本 | 14本 | 11本 | 10本 |
フライ生地 耐水圧 | 20Dリップストップナイロン シリコンコーティング 3,000mm防水 | 20Dシリカゲルナイロン 4,000mm防水 | 20Dナイロン 4,000mm防水 | 75Dナイロン 1,500mm防水 |
ボトム生地 耐水圧 | 20Dリップストップナイロン シリコンコーティング 4,000mm防水
| 70Dナイロン 4,000mm防水 | 20Dナイロン 4,000mm防水 | 75Dナイロン 3,000mm防水 |
インナー | 軽量メッシュ | 20Dナイロン+高密度B3ナイロンガーゼ | B3ポリメッシュ | 一体型メッシュドアのみ |
ポール | A7001アルミ合金 アルマイト1本 | 7001アルミ合金3本 | 7001アルミ合金1本 | なし |
グランドシート | 付属 | 付属 | 付属 | なし |
あー、早くキャンプに行きたい!その暁には使用感をレポートしたいと思います!!