こんにちは、ゆらです!
突然ですが、自転車は汚れますよね。特にドライブトレインと言われる駆動系のパーツ(チェーン、スプロケット、ディレイラー、チェーンリングなど、自転車を前に進めてくれるパーツたち)は、油混じりの砂や泥で真っ黒に!
そんなドロドロの汚れをどこで、どうやってキレイにしたら良いのか悩んでいる方、いらっしゃいませんか?私がお勧めする方法は、「ベランダで出来る、水を使わない洗車」です!
この方法なら、どこにも行かずに、手軽に「ドロドロがピッカピカ」に!ピカピカになると、チェーンの音も滑らかに、ギアチェンジもバシッと決まって、とても気分良く走ることができます!それではご紹介して参りましょう!
<水なし洗車をお勧めする理由>
まず、なぜ水なし洗車がお勧めなのでしょうか。
自転車には絶対に水を入れたくないパーツがある
フレーム内に水が入ってしまうと、内部からサビが発生してしまうリスクがある。
マンション住まいだと、水で洗い流す作業がやりずらい。
<水なし洗車、準備するもの>
洗剤・溶剤
今回使用したものは次の通りです。
- WAKO’S フォーミングマルチクリーナー
泡で汚れを浮き上がらせて、そのまま拭き取ることができるクリーナー。水なし洗車のヒーロー!
- FINISH LINE ディグリーザーとチェーンクリーナー(あるいは歯ブラシ)
頑固なチェーン周りの油汚れを落とします。チェーンクリーナー(緑色の方)がなくても、歯ブラシでゴシゴシでもOK。
- FINISH LINE クライテック ワックスルーブ(ドライタイプのチェーンオイル)
チェーンに注油します。
- WAKO’S ラスペネ(金属パーツのオイルアップ用)
洗浄後、金属パーツが錆びないようにスプレーします。
以上の中でもワコーズのフォーミングマルチクリーナーは必ず用意してください!めちゃ使いやすいんです!どんなに使いやすいかと言うと、
WAKO’Sフォーミングマルチクリーナー(以下FMC)は、素材に優しい弱アルカリ水溶性ノンシリコーン タイプの泡状『水なし簡単洗浄剤』です。スプレー後、水洗い・濯ぎすることなく拭き上げるだけです っきりと仕上がります。2014年シーズンから開始したケミカル・ニュートラルサービスでお客様へ正し いケミカルの使い方、正しい洗車方法をお伝えする中で、「マンション住まいのため洗車で水が使えな い」、「フレームに付いたドリンク汚れが落ちない」等の声を多数いただいたことで開発したFMCは、 素材にも環境にも優しく、塗装面や素材を選ばずに簡単水なしで洗浄が可能なため、マット塗装のフレ ームやサドル、バーテープ等の洗浄も可能です。(スプレー後に水で流すことも可能です)
株式会社和光ケミカルHP プレスリリースより
https://www.wako-chemical.co.jp/corporate/news/press150206.html
その他、用意するもの
- ウェス
- 自転車スタンド
- 自転車の下に敷く古新聞(うちは新聞取っていないので、レジャーシートを使います)
- 使い捨て手袋(油汚れと戦うので、あると良いかもしれません)
<実際に清掃してみる!>
- 全体を乾いたウェスで拭き、簡単に取れる汚れを落としておきましょう。
- フォーミングマルチクリーナーをよく振って、まずはフレーム等、汚れの少ないところからフォームを吹き付けてアワアワにします。泡が消えて液状になってきたら、ウェスで拭き上げます。このとき、汚れのひどいチェーン周りに触らないように注意しましょう。せっかくキレイにしたフレームに、汚れがまた着いてしまうことを防ぐためです。こんな風にアワアワになります。泡が汚れを浮かせてくれるのかな?泡が消えたら汚れ共々拭き取ってしまいましょう!
- フレーム、タイヤ、サドル等がキレイに拭き上がったら、次はチェーン。パークツールのチェーンクリーナーとディグリーザーを使います。チェーンクリーナーに、ディグリーザーを注ぎます。本体に「ここまで」のラインがあるので、そこまで。
- チェーンクリーナーでチェーンを挟んで固定し、ペダルを回すだけ!ちょっと固いので、回し始めは慎重に。動き出したら、そのままグルグル、1、2分回します。使用前、使用後を比べて見るとー
清掃後のチェーン清掃前は見るからにジャリジャリ感があふれていますが、清掃後はかなりスッキリ。チェーンが黒ずんでいるところがありますが、これなら気持ち良く回ってくれそうです!
- さらにスプロケット、リアディレラー、プーリー、ブレーキ等もフォーミングマルチフォームでアワアワにして、浮き出てきた汚れごと拭き取ります。
- チェーンをオイルアップします。今回使用したクライテック ワックスルーブはスプレータイプではなくて、チェーンの一コマ一コマに直接塗って行きます。サラッとした仕上がりなので、汚れを呼びにくいところが気に入っています。その分、持続力は弱くなるので、こまめなお手入れが必要です!
- さらにディレイラーやブレーキの稼働する部分(ピンの部分等)にラスペネで注油します。ラスペネは「水置換」してくれるオイルなので、余分な水分を取り除いてくれます。
完成!
<まとめ>
ベランダで水なし洗車で、気になっていた汚れがスッキリと取れて、本当に気持ち良くなりました!やはり汚れをため込まないうちに取り除くことが、結局ラクをすることに繋がると実感。今回は結構頑張って、疲れてしまいました。
そして、チェーンの軽い汚れを落とすときに手放せないのがこちら。出かける前でもサクッとキレイに出来ます!
強力なパーツクリーナーです。チェーンの汚れを、細いノズルからのジェット噴射で、キレイに落とすことが出来ます。「中乾性」で、吹き付けてから揮発するまで時間がかるので、その間にモミモミしてしっかり汚れを落とすことが出来ます。ただし、プラスチックやゴム製品には使えません。タイヤにかからないようにご注意を!
後は注油して、いざ出発!!
自転車乗りにとって、チェーンの汚れは心の汚れ(??)キレイなチェーンで軽快な走りを楽しみましょう!